知ることから始めよう

聖学院は、キリスト教ミッションスクールです。この時期は、ツリーやリースなどクリスマスの飾りが学校にあふれて、華やかな雰囲気に包まれます。11月14日に、クリスマスツリーの点火式を終えました。夕方暗くなるとイルミネーションが輝いて、帰路につく生徒をあたたかい光で送り出します。

図書館も、クリスマスモードです。

この時期になると、普段なかなかキリスト教に興味を持たない生徒でも、ちょっと、聖書について知ってみようと思う生徒が増えるようです。聖学院の図書館には、当然、キリスト教関係の本がたくさんあります。クリスマス近くなると、貸し出しが増えます。

キリスト教の学校ですが、イスラム教や仏教の本もあります。キリスト教の神と、イスラム教が考える神は、同じです。聖書に出てくる名前は、コーランにもアラビア語になってたくさん出てきます。「アブラハム=イブラヒム」「ヨセフ=ユーセフ」「ガブリエル=ジブリール」など。イスラム教について色々な思いを持つ人が多い昨今、まず知ることが大切だという思いから、イスラム教の本も手に取ってほしいと願って、特集コーナーを作ることもあります。それが、平和への一歩だという思いです。生徒の心に、平和の種をまきます。

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