失敗しても大丈夫

11月25日(土)、『男の子は宇宙人』と題して、中1保護者向けの講演会を図書館で行いました。思春期を迎える男子は、保護者、特にお母様にとっては、「宇宙人」といっても良いほど、謎の生き物になってしまいます。その嵐の前に、心の準備をしていただくための講演会です。図書館ですから、子育ての参考になる本の紹介もしました。

そう、心の準備が大切です。「うちはまだ、宇宙人ではないから大丈夫」だと思っている保護者の方に、嵐の日々に備えて、心の引き出しをたくさん作っていただきたいのです。引き出しを作って、こっちを開けて取り出したものでダメなら、次の引き出しを開ける、それでもダメなら次…これがとても大切です。

①インターエデュ

『こうすれば良い』という引き出しが一つだと、それがうまくいかない時に、無力感に襲われます。諦め、怒り、自己肯定感の喪失、様々なマイナス感情が生まれます。

生徒も同じです。勉強、部活、友達関係、何かでうまくいかなかった時に、明るい気持ちで前向きに別の方法を試す、という生き方を学んでほしいです。学校では、たくさん失敗しても良いのです。失敗が許される場所です。失敗したら、別の方法を試せばよいのです。そして、別の方法をためておく引き出しをたくさん作るために、本はあるのだよ、と伝えています。

 

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