ブックタイトル聖学院中学校高等学校ウェブパンフレット2018

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概要

聖学院中学校高等学校のウェブパンフレットです。

苦労や困難の中での人間関係構築や異文化体験は、新たな価値観の芽生えを促します。そして体験の中で生まれた目標や問題意識は、自発的な学習意欲を生み出し、生徒たちは目覚ましい成長を遂げます。これは男の子が自分で決めたことや目指したことには邁進する性質を持っているからと言えるでしょう。感受性が豊かな時期だからこそ、「やる気スイッチ」がどこで入るかは未知数です。聖学院では「やる気スイッチ」を得られる機会を幅広く用意し、やる気が継続できるような支援体制を整えています。聖学院教育の3つの柱 × 人間力体験学習■ 新入生合宿[中1] ■ 夏期学校[中2] ■ 糸魚川農村体験学習[中3] ■ ソーシャルデザインキャンプ[高Ⅰ] ■ 沖縄平和学習の旅[高Ⅱ]寝食を共にし、学院生活の下地を形成生活の原体験を通して「生きる」力を再確認苦労の先の達成感がさらなる成長を促すローカル問題に取り組み社会との繋がりを模索する今もなお沖縄が抱える課題を多角的に考える入学式翌日から2泊3日で行われる新入生合宿※。新しく始まる聖学院での生活をスムーズにするためのオリエンテーションです。新しい環境と新しい仲間との出会い。そこにはさまざまな期待や不安があります。合宿では礼拝やクラス別活動、班別活動そして新たな仲間との話し合いを通して聖学院のモットーであるOnly One for Others の大切さを知り、共に生きていくことを学んできます。まさに6年間のグランドツアーのスタートです。今年で32年目を迎える糸魚川農村体験学習では、糸魚川各地区のご家庭に分宿して、聖学院の森の植林作業や田植えなどの体験をします。4日間初めてのお宅でお世話になることは生徒たちにとっては大変貴重な体験となります。糸魚川地域の方々の温かい心に触れ、美味しい山海の恵みをいただき、生徒たちの心と身体が大きく成長していく4日間です。また、卒業後も長きにわたって心に残る行事、それが農村体験学習です。夏期学校ではテント生活と登山の体験をします。2泊するテント生活では、全てのことを自分たちで行っていきます。食事の準備から後片付け、生活空間であるテント内をいかに快適に過ごせるようにするかなど、仲間と協力して非日常の体験をこなしていきます。メインは2,677m の蝶ヶ岳登山。登山が得意な生徒もそうでない生徒も皆で協力し、励まし合って登頂を目指していきます。そしてその先には頂上の大パノラマの絶景が待っています。“この社会で何が起きているのか? 何が障害になっているのか? その解決策は?”神奈川県湯河原町を中心にフィールドワークを行い、地域が抱える社会課題についてグループワークで考えます。伝統工芸ビジネス、観光、コミュニティ活性化、漁業、耕作放棄地など、課題解決に取り組む企業・団体の方々の現場を訪問し、現状と理想をつなぐ解決策を提案。持続可能な社会の構築に加わる2泊3日の体験学習です。事前学習では、沖縄が歩んできた歴史を踏まえながら政治、外交、産業、文化などの諸テーマを掘り下げ、多くの情報や言説に触れて、沖縄が抱える課題の概要を理解します。現地ではグループに分かれて各分野の第一人者の元を訪ね、解決すべき課題の現状を肌で感じながら平和を作り出す可能性を体験的に考えます。平和な世界を構築するために自分は何ができるのか? 沖縄から世界と平和を考える4泊5日の体験学習です。聖学院教育 3つの柱×人間力体育祭は6 月に本学院グラウンドにて実施します。徒競走や綱引きなどの定番競技から、男子校ならではの騎馬戦や棒倒しまで、さまざまな競技を行います。体育祭T シャツもクラスごとに制作し、準備段階から校内は盛り上がりを見せています。高校生の競技は全て生徒自身が運営・企画・進行を担当。生徒たちの主体性と協働性を高めていきます。熱い男の戦いが繰り広げられる体育祭Pickup2016年に発生した糸魚川大火の際には、生徒たちが自主的に義捐金を集めました。これも聖学院と糸魚川の長きにわたる絆の一つの形です。※2018年度以降は新入生合宿を変更予定聖学院のグランドツアー5 SEIGAKUIN JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL 6