コーヒーカップ完成直前

文化祭の来場者による人気投票で、各部門1位の団体を取り上げて紹介していきます。

今回取り上げますのは、中学の部の第1位となった中学2年C組「成城でぃず2C」の出し物、コーヒーカップです。本校の文化祭初の、お客さんを乗せることが可能なアトラクションを作成し、教室内で運営したのが中学生という点が、投票していただいた大きな要因だったと思います。

5月から始まった、文化祭の出し物の話し合いから、他のいくつかの企画と競合し、数回のプレゼンテーションを経て、最終的にクラス内の投票で選ばれた企画でした。その後は、既に文化祭で成功を収めている他の高校と連絡を取り、設計図を送ってもらったり、制作上のアドバイスをしてもらったりする一方で、本校の技術科教諭(このクラスの副担任)とも綿密な打ち合わせを行いながら、夏休み前の準備をしました。

企画責任者となった2名を中心として、各セクションの編成、夏休み中の準備プランの作成などを行い、主には制作の主たる期間となる夏休みへと突入しました。8月中旬に材料がそろってからは、先の技術科教諭の指導、助言のもとコーヒーカップの土台並びに乗客用のボックスの作成が本格的になっていきました。

何とか夏休みの終わりには、最も重要でかつ難関である土台と乗客用ボックスの大部分が完成し、文化祭まであと2週間弱となる新学期へと突入しました。ここからは、制作のセクションだけではなく、他の各セクションもリーダーを中心に準備を始めて、文化祭準備期間までの数日も少しずつ話し合いや制作を続け、時間を無駄にしないように努力しました。

そして、いよいよ本番3日前から始まる準備期間が始まりました。

安全のために土台は重要

きちんと計測しながら…

道具の扱いにも慣れてきました

話し合いながら

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