なかなか挑発的なタイトルでした

高校生の表現を借りた、なかなか挑発的なタイトルでした


10月1日(日)、明治大学和泉校舎で開催された、国際啄木学会東京支部会で、国語科の及川教諭が「『愛すべきクズ人間』〜男子高校生の啄木受容の一断面〜」と題して発表を行いました。これは、昨年度高校2年生を対象に実施した、石川啄木の授業に関するものです。国際啄木学会は、啄木研究の泰斗故岩城之徳 日大名誉教授らを中心に1989年に設立された、「日本と外国における石川啄木の研究・普及を目的とする学会」です。

授業は、いわゆるアクティブ・ラーニング形式で行われました。3人1組でポスターを用いてのプレゼンテーションののち、特に出色のできだった班の代表6名を集め、総括の座談会を実施しました。その様子は、本年3月15日「成城スクールライフ」の記事として掲載しております。

http://www.seijogakko.ed.jp/blog/life/20170315.html

授業の2本の柱です

授業の2本の柱

 

及川教諭の発表に対し、来場者より多くの発言、質問が出されました。国語教育の議論を主とした場ではありませんが、文学研究を専門とされる方にも、本校の生徒の啄木短歌への取り組みや関心は、興味を持っていただけたようです。石川啄木について、新たな角度から議論のきっかけをご提供できたことは幸いでした。

発表の機会を与えてくださった東京支部長河野有時先生(東京都立産業技術高等専門学校教授)、学会会長池田功先生(明治大学教授)、山田武秋氏(桜出版代表)はじめ、ご来場くださったみなさまに、心より感謝いたします。

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