今週は菜種梅雨(なたねづゆ)が続いています。雨で校庭に行かれない休み時間には、図書室を利用する子が増えています。15分休みと昼休みには、4,5年生の図書委員会の子が貸し出しの仕事をしています。新年度になって、図書委員も張り切っています。初めての図書当番の子には、昨年度図書委員だった子が貸し出しの方法を教えていました。頼りになります。図書室の本を借りられるようになる3年生は(1,2年生は教室の本を貸し出しています)とくに貸し出しを楽しみにしているようです
昨日、1年生が「学校たんけん」をしました。入学して2週間ほどたちましたが、1年生は校庭と1階のフロアしか行けません。そうごうの時間や行事で使う地階や2,3階のフロアは1年生は普段は使うことがありません。そこで、2年生のペアが手をつないで案内して教えてくれました。
しおりを片手に学校のあちらこちらをたんけんしていくと、待っている先生に出会いました。1年生は、そこで場所と先生の名前を2年生に教わっていました。先生の名前を言ったり、先生の出すクイズに答えたりすると、シールがもらえます。持って行ったしおりにシールを貼っていき、すべてのシールをもらったペアから校庭で一緒に遊びました。たっぷり遊んだ後で、お別れをして教室に帰ってきました。
感想を聞くと、「3がいテラスがまじけしきがよかった」「おんがくのせんせいがピアノがうまくてすごかった」「せんせいがクイズをだしたのがたのしかった」と教えてくれました。
学校の様子がよくわかり、ペアの2年生ともすっかり仲よくなった学校たんけんでした。。
入学から1週間。1年生は2年生とのペアを作りました。1年生と2年生が背の順に並び、2人または3人のペアを作りました。1年生も2年生もこのときをワクワクして待っていたようでした。2年生は、1年生のときに一緒に遊んでもらったことを覚えているので、今度は自分が遊んであげたりお世話をあげたりする番だと張り切っていました。挨拶をしてお互いの名前を覚え、2年生が用意した1枚のカードにペアと名前を並べて書くと、校庭に行って遊びました。ボール遊びをするペア、ブランコに乗った1年生を押してあげている2年生、一緒に校庭でアリ探しをしているペアもいました。初めは「ペアがどっか行った!」「1年生がいなくなった!」とあわてる子もいましたが、一度見つけてもらうと、今度は離れ離れにならないように手をつないで走っていきました。
1年生のときには2年生の言うことを聞かずに迷惑をかけていた子が、今年は1年生と手をつないで校庭の遊具での遊びに誘い、一緒に遊具遊びをしていました。このような姿を見ると、子どもは2年生という立場と、「自分は年上になった」という意識によって、こうして立派に育っていくのだなあと子どもの成長を実感することができました。
このペアで、これから1年間の様々な行事を楽しんでいきます。
本日、令和4年度の入学式が行われました。今年も新型コロナ感染防止のため、保護者の方にはお子さんと別室でお待ちいただいたり、式場にも各家庭1名ずつの参加をお願いしたり、ご不便をおかけしました。
式では一人ずつ名前を呼ばれると、緊張しながらも子どもたちは「ハイ!」と元気に返事をしていました。すばらしかったです。たくさんのお祝いの言葉の後、4,5,6年生のとんぼっこ合唱団が1年生を歓迎するためにきれいな歌声を聞かせてくれました。子どもたちは目を輝かせて聞いていました。
教室に帰ってくると、子どもたちはほっとした表情で「たのしかった!」「明日から楽しみ!」と口々に感想を伝えてくれました。学校での新しい生活が始まる、という意気込みが感じられました。幼稚園や保育園で学んだことを生かし、初等部での生活と学びを切り開き、楽しんでほしいと願っています。
3月3日、4日の2日間、学習発表会が行われました。今年度は、昨年度同様コロナ禍で大田区民ホール「アプリコ」での開催ができず、学園講堂での開催になりました。開催時期も1月末に実施予定がオミクロン株の感染拡大で、この時期に延期されました。直前の練習は5日ほどしかなかったので忘れてしまったのではないかと心配していましたが、子どもたちは友達と助け合って思い出し、本番では元気いっぱい表現することができました。(清明の子どもたちは「失敗しないように」と委縮するのでなく、「いつもよりももっとがんばろう!」と張り切る子が多く、本番に強いようです。)
終了後、1年生は「たのしかった!」「またやりたいな」と思いを作文に書いていました。“正解のない”表現を思い切り楽しむこの行事は、心が解放され、子どもたちがぐんと成長する機会になります。進級を前にして行った発表会での活躍が、新学期での飛躍的な成長につながるのではないかと楽しみにしています。
本日、令和3年度最後の行事「あすなろの集い」が開かれました。新型コロナの感染が収束しない状況の下、昨年度に続き今年も5年生と教職員、保護者のみの参加になりました。
校歌斉唱、理事長先生と校長先生からのはなむけの言葉の後、5年生が群読で初等部の思い出をつづりました。続いて下級生からのビデオメッセージ、担任の先生からのメッセージをもらうと、涙をぬぐう子どもと保護者の姿も見えました。5年生が一人ずつ、スポットライトの中で初等部の思い出と決意のことばを伝えました。「初等部は楽しかった」「いい友達がたくさんできてよかった」「初等部に入れてくれてありがとう」いう喜びと感謝のことばに会はクライマックスを迎えました。感動の涙の中、5年生全員での合唱であすなろの集いが終了しました。これをもって五年生は初等部を修了し、4月から中等部での生活が始まります。
新たな願いを胸に、「自分らしく」新しい生活を切り開いていってほしいと願っています。
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