12月16日(土)、今回の「心の授業」の先生は、高校3年・男子サッカー部 佐久間 駿希先輩でした。テーマは『夢・目標』です。

佐久間先生は、中学校3期生として入学、サッカー部で活躍しました。

「中学生の時に成立学園高校サッカー部の試合を観て『アスリートに入りたい』、『このチームで試合に出て活躍したい!』と考えるようになりました。そしてそのまま内部進学し、アスリートクラスに入りました。

そこで、改めて「トップチームに入って試合に出て活躍したい!」と思いました。

最初にユニフォームを選ぶ時、「10番」を選択しましたが、当時は周囲から白い目、冷たい目で見られました。

同じ内進生の皆木 怜君は当時1本目から試合に出場し、得点も決めて活躍していました。それに比べ自分は、7本目、良くて5本目でした。本当に周囲が上手に見えて、そしてビビっていました。普段の練習もコーチから一番遠い所でコソコソやっていた時もありました。

しかし、いつの日か『これではダメだ』、『1本目で試合に出ている選手に負けたくない』と、必死で練習に励むようになりました。

2年生の時はケガ続きで、長くセカンドチームでしたが、出場する大会・試合は負けなしで、次第に自信をつけていきました。ただケガの為、トップチーム加入のタイミングを逃したのも事実です。

3年生の時、改めて『トップチームに入ることが目標ではない。試合に出場して活躍するんだ』という初心に帰り、Tリーグ第一節でまさかの 『10番』をいただきました。同時に「責任」と「プレッシャー」も感じました。

先日の選手権初戦、たくさんの人たちが応援に来てくれて、勇気と感謝を感じ、『この人達のためにも頑張ろう!』と思いました。残念ながら決勝で負けてしまいましたが、 『目標に向かって諦めずに頑張ればいつか結果はついてくる』ということがわかりました。この事を君たち中学生に伝えたいです。目標を持って頑張ってください。」

選手権決勝が終わった後、高校サッカー部の宮内監督から「厳しい試合でも最後まで諦めず、周囲にも声をかけて頑張った姿は素晴らしい」という話を聞きました。

佐久間先生の生の声・言葉に成長と変化を感じました。ありがとうございました。

卒業後も大学でサッカーを続けて行くということです。応援しています。

佐久間先生お忙しい中、ありがとうございました。

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