あっ・・・という間に12月下旬となっていました。
2学期も終了し、年内の冬期講習も中学生は昨日終了、高校生は25日のみで冬休みとなりましす。
センター入試まであと“22日”となる高3受験生は・・・冬休み返上で、当然ルーティンで黙々勉強です。
前回のブログで、創立者の著書2冊が蘇り、公の場所に寄贈し保管して頂くと報告しました。
本日は、その後の報告です。
保管先は、今回のきっかけとなった「国立国会図書館」と、明治時代の3つの戦争に創立者は全て出征し、そのうちの1つである“北清事変”の従軍記が今回の1冊となるため、「防衛省防衛研究所」。
「国立国会図書館」は、このような納本に関しては専用の窓口がある為なんなくクリア!
「防衛省防衛研究所」は防衛省の真裏で加賀門から入ります。
さすがにセキュリティーは厳重でした。
守衛さんから「寄贈される本タイトルは?」と聞かれました。
“激闘 北清事変戦闘記”などの勇ましければ堂々と言えますが・・・
「勲章もらいそこねの話」というタイトルがタイトルなので、最初は小声になってしまいました⤵
「はい!?」と、再度聞き返されてしまいました。
創立92年、卒業生は2万数千名を輩出している成立学園の創立者が舐められてはいけません。
大きな声で改めて「“勲章もらいそこねの話”です!」と、答えました。
その後、担当者の方が受付まで来ていただき、戦史研究センター史料室まで案内して頂きました。
そこで史料室長の方に、ここまでの経緯を説明し無事寄贈完了しました。
以下は、それぞれの納本受領書です。
さらに先日、創立者の出身地である山口県の「山口県立図書館」と「(周南市)福川図書館」に、閲覧用と保管用として2組をそれぞれ寄贈しました。
特に「福川図書館」の担当者と話した際には、真っ先に「柏屋の福田さんですか?」と聞かれました。
現 山口県周南市福川の福田姓は、土地の名士の様で有名な家柄の様です。
創立者は“名門 福田”なのか!?“たまたま 福田”なのか!?
とりあえず担当者には「只今、ルーツを研究しています。」と、応えておきました(笑)
さて、手帳で振り返ってみますと・・・
今年の1月26日に、国立国会図書館にデータ保存されている事が判明し、即座にプリントアウトしました。
その後、約1世紀ぶりに息を吹き返す難作業に校長先生自らが挑まれ、見事蘇りました!!!
発見からの復刻、そして関係各所への寄贈まで約1年。
大変、記憶に残る1年となりました。
平成29年も残すところ約1週間となりました。
本日、赤羽駅を下車し学校へ向かう途中の花壇にふと目をやると・・・
創立者のDNAは着実に受け継がれています。