先日、中3生が「貿易ゲーム」に挑戦しました。

3人から5人のグループに分かれて、先進国、新興国、発展途上国の役を担います。

それぞれの国は、紙(コピー用紙)を「資源」として、鋏(はさみ)、コンパス、定規、三角定規という「道具」を用いて、「製品」を作り、それを「世界銀行」に売却して売り上げを競うゲームですが、その実、「持てる者」と「持たざる者」との格差は広がる一方という世界の現状を知る目的もあります。

貿易ゲーム

「世界銀行」役のアッシュ先生から説明があります。

学園には、ネイティブの先生が5人いるのですが、英会話以外の授業にもどんどん参加します。

ネイティブ教員は学内に遍在するのです。

今回はアッシュ先生が参加し、ルールを説明します。

様々な形が「製品」とされ、全く同じ形、大きさでないと、「世界銀行」には、売却できません。

アッシュ先生から「Every shape different money」との説明がありました。

貿易ゲーム

貿易ゲーム

貿易ゲーム

貿易ゲーム

では、生徒の人たちはどのようにゲームを進めたのでしょうか。

貿易ゲーム

「製品」を作ります。

貿易ゲーム

アッシュ先生からアドバイスです。

貿易ゲーム

見本とピッタリ合えば、「世界銀行」に売却できます。

各国で、「資源」である紙を買って、さらに生産を増やしたり、道具である定規と、紙をトレードしたりする国同士も出てきました。

貿易ゲーム

貿易ゲーム

正確に作ります。

貿易ゲーム

「先進国」は、分業制で、次々と「製品」を作っていきます。

ここで、「世界銀行」からお知らせです。

貿易ゲーム

各国が多く作った三角形と長方形が2万円から1万円に下がりました。

こうなるとコンパスを持っていて、丸を作れる国が有利になります。

コンパスを持っている国は、トレードの話が持ちかけられても、売ろうとはしません。

ここでまた、世界銀行からお知らせです。

「ダイヤモンドが発見されました」とのことで、このシールを貼った製品は、価値が5倍になります。

貿易ゲーム

この「ダイヤモンド」、「発展途上国」の資源になります。

すぐに、トレードの話が来ました。

貿易ゲーム

定規とダイヤのトレードの話し合いです。

貿易ゲーム

「ダイヤモンド」を貼った製品が売却されます。

 

全て終わったところで、先生から、「今やったのは貿易ゲームであり、紙は資源、道具は持っている技術」という説明がありました。

20分少々の間で、結果は次のようになりました。

A国62万円 先進国 紙が数枚と道具のほとんどを持つ
B国20万円 新興国 鉛筆なし
C国106万円 先進国 紙一枚だけ 道具は全てあり
D国21万円 新興国 鉛筆なし
E国30万円 発展途上国 紙だけ
F国20万円 新興国 鉛筆なし

新興国がほぼ同じ、先進国に差がつきました。

貿易交渉を活発に行いつつ、生産を滞らせなかったC国がトップでした。

世界銀行が持つ金融量により、デフレが起きたりインフレが起きたりするなか、各国は、先進国同士で談合したり、道具はギリギリまで発展途上国には渡さずに、製品を作らせないようにしたりしていました。

結局、発展途上国は、終盤、ダイヤと引き換えに定規を手に入れたものの、世界銀行に売却するには至りませんでした。

貿易ゲーム

紙を定規がわりにして、なんとか「製品」もどきを作ろうとするE国

 

みなさん、いかがでしたでしょうか。

楽しんで考えてゲームを通じて、公正な取引とが行われるにはどのようなルールが世界に必要なのか、一考の機会になったかと思います。

 

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