チアをやってみたい!

でも、アクロバットなことやっていて、危なそう…。

そんなあなたに、チアダンスがあります。

チアダンスは、次の要素から成り立ちます。

  • ポンポンを持って踊るポンダンス
  • 一列に並んで足を上げるラインダンス
  • ジャズダンス
  • ヒップホップ

瀧野川女子学園のチアダンス部を教えるのは、家庭科の池辺先生です。

池辺先生

池辺先生は、家庭科の先生ですが、実は、昨年4月にアメリカのディズニーワールドで行われたICUチアリーディング世界選手権大会に出場し、見事金メダル(Team Cheer Freestyle Pom 第1位)に輝いたメンバーの1人なのです。

つまり、世界チャンピオンが教える本気のチアダンスなのです!

チア

池辺先生は、高校時代からチアダンスを始めました。

高2の時に、進路を考えるにあたって、当時の先生から「あなたは、部活などでも周りの人のことを見ているから、先生になったら」とのアドバイスを受けました。

その頃、ダンスに打ち込みすぎて、体調を崩してしまったこともあり、栄養学を学んで家庭科の先生を目指すことを決意しました。

同時に、高校の先輩がアメリカ大会に出場する姿を見て、さらにチアに対する思いは募りました。

大学に入ると、栄養学を学び、教職課程も取りつつ、チアは続けました。

大学時代、夢は果たせなかったのですが、瀧野川女子学園に奉職した直後の5月、アメリカ大会に出場し、見事に金メダルに輝いたのです。

 

池辺先生から、「チアダンスの3つのスピリット」を紹介していただきました。

「1つめは、チアスピリットです。常に笑顔で人を応援し元気づけるという意味で、ダンスを見ている人を元気づけるのはもちろん、辛い練習では仲間と励まし合います。2つめは、ポジティブスピリットです。何事にも前向きな気持ちで取り組むという意味です。華やかに見えるチアダンスですが、本番までの道のりは地味で辛いことも多いのですが、いつもポジティブな気持ちで前向きに取り組むことがとても大切となります。3つめは、ボランティアスピリットです。思いやりの心を持ち、社会に貢献するという意味です。」

池辺先生は、現在、瀧野川女子学園にて、家庭科の先生をやりながら、チアダンスのコーチをしています。

チアダン

チアダンスは、大人数で動きを揃える所に魅力があります。

前の人の背中を見て、皆で支え合い、隣の人を見て、がんばれと励まし合って、密度の濃い楽しい本番の時を目指します。

そのためには、何よりも笑顔、練習中も筋トレ中も笑顔です。

ステージの上では、メインでダンスをする場合もあれば、メインを引き立たせる時もあります。どちらの役割も重要で、全体が調和していないと成り立たないのがチアダンスです。ステージに上がり、ライトを浴びながら喝采を浴びる瞬間は、何事にも代えがたい悦びがあります。その一瞬に向かって、日々の練習を積んでいます。

チアダンス

時には、練習に熱が入らない部員もいます。

その場合、「本番でどういう風に見られたいの」と先生は聞くそうです。
「チアダンは、促音(小さい”つ”)をつける練習」とも先生は言います。

しだいに、挨拶をしっかりできるようになり、また表情もよくなり、他の先生も、「あの生徒はチアなの? 元気になった。笑顔が素敵になった」と、生徒の変化を気づいてくださるそうです。

そのような、池辺先生がコーチをしているチアダンス部は、9月に行われたあかつき祭にて初ステージに立ちました。

チア

部員たちは、「覚えていないけど楽しい」、「とにかく楽しくて涙が出た」と喜びに沸き、今では、「あの感覚を味わえるのなら、あかつき祭は終わったけど、朝練やりたい」と言い始めたそうです。

チア

チアダンス部でも、iPad Proを使って、同時に書き込んでミーティングに利用しています。

チア

生徒の生活も変化しました。

朝は、準備に余裕ができるように早起きするようになり、テスト勉強も、「定期試験で赤点なら練習させない」とのことで、熱が入るようになりました。

チアの合宿が8月後半に行われたのですが、皆、8月中旬までに夏休みの宿題を終わらせてから来たそうです。

さらには、生活における日単位の切り替えのトレーニングも行い、日毎に注力する部分を変えられる人に育ってきています。

チアの本番を自信を持って迎えるには、どれほどの、また、どのような努力が必要なのか、池辺先生は、そこから指導しました。

部員は、ステージが近づいてから努力を始めるのではなく、「できる限りの努力」というものがどのようなものであるのか、実感してきました。

始めて間もない頃は、同じ結果を出すために努力の量に差があることを知らないので、「頑張ったのになんでダメなんだろう」と落ち込みがちだった部員も、今では、「ここまでやってダメならもっとやる」と努力を重ねる姿が増えました。

部員たちは、「諦めない」というチアダンのスピリットで周りを笑顔にする喜びを知りました。

「応援される喜びを知ったので、周りも応援できる人になれる」、池辺先生が部員たちの姿を見ながら確信したことです。

『本番を迎えたい』との思いが部員に湧き上がってきています。

早く舞台に上がって自分たちの頑張りの成果を皆に見せるべく、見えない努力は欠かせません。

そうして、思いが一つになって、このメンバーだから踊りたいと思えるチーム作りを目指しています。

チア

池辺先生からのメッセージです。

ずっと辛いわけではない。長い道のりの中で、一生忘れない一瞬を味わってほしい。

その経験が、成長につながり、ただ知識だけではなくて、これを知ったら次も知りたいと思えるような人になってほしい。

チア

池辺先生は、大学に入った後、チアダンスのチームに入って、アメリカ大会を目指しました。

実際の出場は、先生になった後でした。

夜の7時に学校を出て、8時から12時まで練習、そこから教材研究をしてから睡眠を取り、国の代表として金メダルに輝きました。

池辺先生は、今後は、指導者としてのスキルを磨き、経験を積みながら、「一生忘れない一瞬」を生徒が味わえるように今日も研鑽を積んでいます。
生徒の夢も支えるべき先生自身の夢も諦めないのが瀧野川女子学園です。

 

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