平成29年度3学期始業式校長挨拶

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皆さん、
新年明けましておめでとうございます。

よく、一年の計は元旦にあり、
と言います。

何事も、向き合う気持ち一つで、
得られるものが大きく変わります。

一年の初めに、気持ちを新たに、
高い理想を掲げ直すことは、

実り多く豊かな一年を手に入れるための
大きな力になってくれるでしょう。

そうした時に、
皆さんに意識してもらいたいことがあります。
それは、
自身の将来の活躍を願うだけではなく、
周りへの貢献ができることを、
理想に掲げてほしいのです。

将来、
世の中に出て、
自分自身の人生を手に入れるためには、
生計を立てられるだけの
十分な収入を得なくてはなりません。

自分のやりたいことを実現するためにもこれは必要なことです。

そして、高い収入を得るためには、
中学、高校、大学と全力で頑張り、
確かな実力を身につけることが大切です

高い収入を得る事は、
皆さんにとっても、家族にとっても、
そして、将来授かる未来の家族にとっても とても大切なことなのです。

しかし、これが全てではありません。

人として生きていく上で、
常に問われ続けることが一つあります。

自分たちが幸せなら、
それで良いと考えるのか、
周りも幸せにしたいと考えるのかです。

人は一人では生きていけません。
多くの人に支えられて生きています。

ご両親や家族はもちろんですが、
多くの人々が支え合って営んでいる社会そのものに支えられて生きているのです

もし、この社会に、自分の事しか考えない人たちが増えてしまったら、
どれほど、油断できない、ギスギスした
居心地の悪い社会になってしまうでしょう。

一人一人が、
皆や誰かのために、と支え合い、
皆が世の中を良くしようと貢献していく世の中の方が、皆にとって住みやすい世の中だと、私は思います。

そして、皆さんには、
社会に貢献し、世の中をより良い物へと変えていく、
そして、次の世代へと引き継いでいく、
そのような責任ある大人を目指してほしいと願っています。

世間では、
自分のやりたい事を叶え、活躍し、十分な成功を得ることと、
社会に貢献することは両立しないような論調で語られることがありますが、
これは両立できます。

社会に貢献するということは、誰かが望むことを実現するということです。
もし誰かが望んでいながら、まだ叶っていないことを貴女が見つけたなら、
それは新しい事業を起こすチャンスを
見つけたとも言えるのです。

事業にも様々な形があり、
利益を目指さない社会起業など、
実現の仕方も沢山あります。
皆さんは創造性教育で
「デザイン思考」や「事業化」を学んでいますが、その目的は、自分が成し遂げたいことと、人々が望んでいることとを両立させる物やサービスを創り出し、仲間と新しい事業を実現できるようになることです。

そうです。
私たちの掲げる「創造性」と「起業家精神」を以ってすれば、
世の中での「活躍」と世の中への「貢献」は両立できるのです。

私たちの学校の建学の精神は、
「心身ともに健康で、真に社会に貢献できる近代女性の育成」
です。
ここにある貢献とは、
さとる先生のこのような願いが込められた言葉なのです。

一年の計は元旦にあり
新しい一年を始めるにあたり、
どのような形で活躍、貢献できる大人を目指すのかを改めて考えましょう。

そして、高い理想を掲げ、
それに向かって、日々の前進を続けましょう。

この平成30年が皆さんにとって、
実り多く、豊かな一年となることを願います。

 

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