すてきなお知らせです。

瀧野川女子学園の書道部在籍の星優菜さんが、第102回書教展において、文部科学大臣賞を受賞しました。

書教展

星優菜さんは、中学三年です。

文部科学大臣賞は、中学生では最高賞とのことです。

せっかくですので、書道部が活動している教室で、インタビューをしてきました。

  書道教室

 書道教室。

 机を寄せ合って、いくつか島ができている。

 部員が10名ほどいる。

 制服の人もいれば、書道部お揃いの黒いTシャツを着ている人もいる。

 書道の井上先生、広報に星さんを紹介する。

広報 ごきげんよう。

星さん(以下、HY) ごきげんよう。

 二人、端の机に向かい合って座る。

広報 受賞おめでとうございます。

HY   ありがとうございます。

広報 では、第102回書教展、文部科学大臣賞を受賞したと言うことで、今の気分はいかがですか。

HY   実は、さっき聞いたばかりんなですよ。まだ、何か、ふわふわしている感じです。

広報 なるほど。

 沈黙。広報、何を言おうが考えている。

 井上先生、見かねたらしく、受賞作品を机に広げてくれる。

書教展

書教展

広報 えっ、こんなに上手なんですか。何をどうやってゆくと、こうなるんですか。

HY   まず、手本とする阿倍仲麻呂の歌を繰り返し読みます。普通の仮名の他に変体仮名も使われているので、変体仮名がまず読めるようにならないといけなくて。

  広報、作品を見る。仮名文字が連綿として繋がっているので、どこまでが文字なのか見分けるのが難しそうである。

HY   4月から基本の仮名遣いを習得しました。

広報 漢字と仮名では、どのような違いが。

HY   墨の量の濃さも違ます。墨の変化が自然に出るかどうかもありますし、太い細いがあるので、その表現がうまくできた時とか、やがて、ぶれなくなって、すっと書けたときが、達成感があります。何文字も自然に続けないといけないので。

 広報、作品の、まっすぐであったり、曲線であったりする仮名の軌迹を眺める。きらめく飾りの入った高野切(こうやぎれ)と相まって、繊細でしなやかな文字に状況を忘れて見入る。

 しばしの間の後、広報、思い出したかのように、顔を上げる。

広報 仮名って、もしかして、漢字より難しくないですか。

HY   漢字を描く時は、大きく堂々と描きますし、仮名は綺麗に流れるように格違いがありますが、そうですね、仮名の方がバランスとか、線の強弱とかありますので、難しいと思います。

広報 やっぱり、小さい頃から書に親しんでいたのですか。

HY   書道を始めたのは、瀧野川女子学園に入ってからです。きっかけは、体験入学です。仮名については、中一から始めて、三年目だから、やってみようかな、と思いました。

広報 三年目ですか。集中して覚えるタイプですか。

HY   一度勉強しようと思ったら、終わるまでやってしまいます。

広報 得意な科目はありますか。

HY   特に。満遍なく好きです。

広報 将来なりたいものはありますか。

HY   税理士です。

広報 驚きました。

井上先生によると、星さんは、こつこつと積み重ねてゆくタイプだそうです。

書道も時間の積み重ねで、綺麗な線が書けたり、しっかりとした撥ねが表現できるそうです。

また、そっくりに書けるとは、その人の技術を身につけられること、ともおっしゃっていました。

星さんの作品は、9/20-26まで、上野の東京都美術館2F第一展示室から第三展示室に展示されました。

書教展

 

 

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