トキワ松学園写真部は8月17日(日)~20日(水)の3泊4日で、宮城県気仙沼へ夏合宿に行ってきました。

 

 

17日(日)夜行バスで気仙沼へ出発。翌18日(月)の朝6時に気仙沼に到着し、まずは気仙沼魚市場へ。市場の方のご厚意で場内も撮影させていただきました。その後、食事を兼ねて仮設商店街の復興屋台村、南町紫市場へ。紫市場では事務局長さんに震災当時のお話しを伺いました。テレビの映像だけでは分からないお話で、本当の復興はまだまだこれからのようです。

2日目は、現在も土地の底上げ工事が続く鹿折(ししおり)地区へ行き、そこから徒歩で海に面する五十鈴神社へ。午後は階上(はしかみ)方面へ移動し地福寺、気仙沼向洋高校を訪れました。地福寺でご住職にお話しをしていただいた後に向かった気仙沼向洋高校では、無言でシャッターを切る時間が流れていきました。

2日目の夜に講評会を行い、プロジェクターで投影した作品を全員で感想を述べ合い、翌日リアスアーク美術館を見学して帰路につきました。

被災地に赴き厳しい現実に目を向け、それを写真という形で表現する…。部員たちにとっては初めての経験で少しハードルが高かったかなとも思いましたが、各自しっかりと受け止めてくれました。今後も写真やカメラを通して様々なことにアンテナを広げ、それを自分らしく表現していってほしいと思います。

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