5日(月)の礼拝に続いて,今朝の小学校礼拝で高校2年生のW君が奨励をしました。

W君はこの夏,ACEF(アジアキリスト教教育基金)のスタディ・ツアーで,バングラデシュの寺子屋を訪問しました。20年以上前から,横須賀学院小学校では子どもたちが家から持ち寄った鉛筆など文房具を,スタディ・ツアーに参加する人に託して,バングラデシュの子どもたちの学びを支えてきました。高校生のお兄さんの話を通して,遠い国の隣人と繋がることができたのではないでしょうか。以下に奨励原稿を紹介します。

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バングラデシュという国は,インドの隣にあり,大きさは日本の半分より小さいぐらいですが,住んでいる人は日本よりもたくさんいます。食事は毎日三食カレーでした。ただ,カレーと言っても,魚のカレー,牛肉のカレー,鶏肉のカレー,野菜のカレーなどたくさんの種類がありました。また,ガスがないので料理をするときは薪を使い,水を使うときは水道がないので,「となりのトトロ」に出てくるようなポンプ式の井戸から水を汲み,電気は通っていますがよく停電します。日本で生活している私たちからすると,とても不便な生活でした。しかし,夜になると天の川が見えるほどの,満天の星空が広がっていました。

私はそんなバングラデシュに2週間行ってきました。学院小学校のみんなが集めてくれた,鉛筆などの文房具は,バングラデシュでとても役に立っています。

バングラデシュのみんなと同じくらいの年齢の子どもたちは,鉛筆をとても小さくなるまで大切に使ってくれます。バングラデシュに行く時,私たちは子どもたちのためにと集まった鉛筆を,大きなスーツケースいっぱいに持っていきました。

バングラデシュではいくつかの小学校に行き,子どもたちの勉強している様子を見たり,一緒に遊んだり,ダンスを見せてもらったりしました。バングラデシュの子どもたちは蒸し暑い中,長椅子にぎゅうぎゅう詰めになりながら授業をしていました。そのような環境ですが,みんな一生懸命勉強に取り組んでいました。そんな子どもたちも外に出ればとても元気よく,楽しそうに遊んでいました。私も子どもたちと一緒に,シャボン玉やリレー,大縄跳びなどで楽しく遊びました。日本に帰ってきてから,一緒に遊んだことを思い出していると,”その子がどこの国の子なのか,いくつなのか,男の子なのか女の子なのか”などを気にしないで遊べるということは,素晴らしいことだと感じました。何も気にせずに楽しく遊べる環境こそ,神さまが望んでおられるもので,今日の聖書箇所に書いてある,隣人を愛するということにも繋がると思います。

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