本日の中学校礼拝では,高校1年生のNさんが夏休みに参加したアジア学院ワークキャンプについて話をしてくれました。

私は今年の夏休みに「アジア学院ワークキャンプ」に参加しました。「アジア学院」とは,1973年の創立以来,アジア・アフリカ・太平洋諸国の農村地域から,その土地の人々共に働く農村指導者を学生として招き,栃木県西那須野のキャンパスにてさまざまな違いを認め合いつつ,公正で平和な社会実現のために実践的な学びを行っている学校です。9カ月の研修は,いのちを支える「食べ物」作りにこだわり,農薬を使用しない有機農業による自給自足を基本としています。

私が今回,このアジア学院のキャンプへの参加を決めたきっかけは,昨年の秋に収穫感謝礼拝の手伝いに参加した友だちが,「いろいろな国の人が来ていて,おもしろかったよ!」と言っていたからです。
アジア学院に行ってみて,その友達が言っていたように,いろいろな方と出会えました。インドやスリランカから農業を学びに来ていた人もいれば,アメリカからボランティアに来ている人もいました。アジア学院に集まっている学生たちはそれぞれ別の背景を持っています。ここではお互い稚貝を認め合いながら,支え合っていました。
その方々と一緒に農作業をしました。私は夏の強い日差しのもと,作業をしてヘトヘトになってしまいました。そしてグループにいたレンタさんという方に「毎日,こんなにたくさんの仕事をして大変ですね。私には耐えられないと思います。」と話しました。そうしたら彼は,「あなたたちの生活では,当たり前にご飯が用意されて,食べ物がどのように育つのかを考えなくても食事ができるけど,あなたは今回農業体験をして,どのようにしたら植物が育って,そのために農家の人がどのくらい大変な思いをしているか学べたから,これから先絶対に食べ物を無駄にしてはいけないし,農家の方を尊敬しないといけないよ。今回の体験は,あなたにとって本当に良い体験だったんだよ。」と話してくれました。確かに私は今まで,ごはんを食べられることをあたりまえのことだと思っていたし,食事を特別に感謝することはなかったです。しかし,いざ自分が農作業をする立場に立ったとき,その大変さに初めて気づきました。これからはいのちを「いただく」ということをしっかり理解したいです。レンタさんは「母国に帰ってからここで学んだことを伝えていく。」と言っていました。私も食の大切さをみなさんに伝えていきたいです。

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