14日目
ついに迎えたお別れの日。
学校でバスに乗る直前まで見送りに来てくれたホストファミリーやバディの子たちもいて、学院生たちも目を赤くして別れを惜しんでいた。この、最後の最後の感動が、また子どもたちを1つ強くしてくれる。
バスに乗りシドニー市街へ。ハーバーブリッジ手前でバスを降り、歩いて橋を横断した。オペラハウスを眼下に眺めながら、深緑の海に強く反射する陽がキラキラと輝きとても美しい。オペラハウスで30分ほど過ごし、Harry’sという有名なお店でパイを買い、Mrs. Macquarie’s Chairでパイを食べながらオペラハウスとハーバーブリッジを重ねて眺める。
それからSt. Mary’s Cathedralという教会を見学。中はミサの最中であったためゆっくり見学はできなかった。
Hyde Parkを横切りPit Street Mallで自由時間に。古い煉瓦造りの建物と近代的な建物とが入り乱れる地域で、大きなデパートには高級ブランドの店舗が数多く店を構えている。建物と建物との間にガラスの屋根のついた細い商店街があり、左右に古い雰囲気の小さく綺麗な、カフェや靴屋、雑貨屋、または床屋などが並ぶ。
そして最後はDarling Harbourへ。入り江を取り囲むようにして商業施設が並ぶ華やかな港といった趣である。白い羽のの綺麗なカモメが多い。ここでも1時間半ほど自由時間を過ごした。陽が落ちるにつれて街の雰囲気も大人びてくる。昼間は半袖で過ごせるほど暖かかったが、徐々に涼しくなってくる。そして、なんとなく「ああ、もう終わるんだな」という気持ちになる。悲しくはないのだが、きっとこれが「名残惜しい」というものなのだろう。
バスに乗り30分ほどで空港に到着。この2週間、ずっとお世話になったジュリーさんともここでお別れだ。本当に色々なことを一生懸命にやってくれ、おかげで安全で充実した日々を過ごすことができた。一人一人に丁寧に声をかけてくれ、これからも頑張りなさいよと励ましてくれた。この別れにも涙する子も多く、最後の最後まで写真を撮ったり感謝を述べたりしていた。そしてまた1つ、強さを与えてもらえた。
最後に改めて振り返ると、うまく想いを伝えることができなかったり、風習の違いに戸惑ったりもあったかもしれないが、広大で美しい国と、心の温かい人々たちに支えられて過ごせたことに強い感謝を感じている。また来れるといいな。
2週間お疲れさまでした!

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第2回学校説明会 9/8(土) 10:00~11:30  予約受付中

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