8月27日、SIクラブの生物班有志は、高尾山で生物観察会を行いました。高尾山は、冷温帯と暖温帯の境界にあるため両者に分布する植物が混在し、約1600種の植物とそこに集まる鳥や昆虫、その他の動物などが観られる動植物の宝庫です。
今回は、以前理科の先生としてお世話になった坂内秀三先生をお迎えし、高尾山の生物についてお話を伺いながら登りました。坂内先生は、長年高尾山でボランティアのガイドもされています。

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当日は、残暑の厳しい1日でしたが、生物好きのメンバーは元気一杯、麓から1号路をスタートしました。坂内先生は、そこかしこで立ち止まり、様々な植物について丁寧に教えてくださいました。
登り始めには、タマアジサイがたくさん咲いていました。アジサイの元祖で丸い蕾からガクアジサイのような花が開きます。とてもアジサイのつぼみには見えなかったので驚きました。

 

不思議な鳴き声ですが、聞き覚えのある鳥のさえずりも聞こえました。ガビチョウという中国の鳥の鳴き声だそうです。
6月に満開になるセッコクというランがありました。ほかの樹木に着生しています。花は終わっていたので、写真を見せていただきました。開花の季節は、その花を目当てに登る登山者も多いそうです。ランはその成長のためには菌がないと咲かないなど、蘭の研究をされていた坂内先生のお話はとても面白かったです。

☆続きは本校HP「SIクラブ「高尾山生物観察会」」をご覧ください。

 

 

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