8月27日(月)、東京理科大学の橋本卓弥先生による上記講座を山脇学園サイエンスアイランドにて行いました。中学1年~3年の希望者23名が参加し、2名のTAの方々にサポートをして頂きながら、持参した身のまわりのものに光センサを取り付けたオリジナル楽器作りにチャレンジしました。
2018山脇学園

はじめに、光センサ(フォトリフレクタ)の基本的な使い方を教わり、マイコンArduinoとつないで簡単なプログラミングを体験しました。さらに、Processingという電子アートとビジュアルデザインのためのプログラミングを加えることで、光センサで測定した距離によってサウンドが出る楽器ができます。1人1音もしくは2音を分担し、それぞれのアイデアで音の出し方が異なる楽器を作っていきました。

楽器が完成した後は、班のみんなで合奏です。センサとの距離によって音程が変わるので、その感覚を捉えるのに一苦労。「きらきら星」や「かえるの歌」など、笑いの絶えない猛練習を経て、最後に発表会で披露したときには、どの班もしっかりとした演奏になりました。

2018山脇学園

短い時間ではありましたが、センサの働きやプログラミング、創意工夫の面白さ、仲間とのコミュニケーションなど、多くの経験がつまった講座になったと思います。参加した生徒からは

◆うまくいかないことが多かったけれど、無事に完成して良かった。試行錯誤することの大切さと楽しさを学びました。今度はデザイン性にもこだわって作りたい。
◆今回、光センサというものを初めて知った。楽器を作っているとき、あまりうまく出来ずに戸惑ったこともあったけれど、友達を協力してアイデアを出し合い、最後には上手く音が出たので良かった。初めての体験で、とても楽しかった。

◆反射を利用して音を発するというしくみに驚いた。パソコン用語が難しかったが、理解できるように今後勉強していきたい。
などのような感想があがりました。

毎年、講座を行ってくださっている橋本先生をはじめTAの方々、本当にありがとうございました。

 

 

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