大学が高校に講師を派遣・講座を提供する「高大連携」は、以前から盛んにおこなわれています。中には魅力的なプログラムもあるのですが…。

その名称通り、さまざまな企画は高校生を対象としたもので、まだ中等部しかないドルトン東京学園の生徒が応募できるものにはなかなか出会えません。

そんな中、㈱ガイアックスとの提携で生まれた「起業ゼミ」は、積極性あふれるドルトン生にとっては絶好のチャンス。9月から本格的にスタートした講座教室には熱気が満ちています。

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「高校生が大学の学問に触れる」のはもちろん有意義なこと。でも、この変化の激しい時代、「中学生がビジネスの現場を知り、自分に必要な学びを逆算して考える」ことの意義は、さらに大きいのではないでしょうか。

タイトルに挙げた「中社連携」の「社」は、「会社=企業」ではなく広く「社会」を意味しています。

今進めている特別ラボの企画には、「ドルトン生が保護者の方々と交渉して、保護者を講師とする講座を成立させる」というものもあります。いろいろな分野・職業で活躍する保護者の力を「学びのリソース」として活用する。「学ぶチャンスが少なければ、自分たちで作っていこう」という、これこそがドルトンらしさだと思っています。

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