11月16日(土)の放課後に、東京理科大学の先生による3回目の化学セミナーがあり、理学部(科学教育研究科)の渡辺正先生に講義をしていただきました。
まず、学問・研究していくうえで、文章を読み書きする力が大事であり、言葉や読書の大切さをお話しいただきました。先生は、原子や分子のミクロの世界を具体的にイメージして考えることが重要とし、原子や原子核・分子の大きさを様々な例えや数字を使って考えさせたり、
実際の分子は激しく熱運動していて、共有結合の伸縮や振動の様子を具体的な数字で示してくださいました。生徒たちは、肉眼で見えないミクロの世界を想像することに面白さを感じていました。
また、人の話や報道されていること、定説と言われていることを無批判に受け入れることなく、まず自分で考え自分で確かめることが重要であること、ここから研究がはじまると力説されていました。さらに、地球温暖化についての興味深い話を聞くことができ、生徒たちはいっそう知的好奇心を高めていました。
12月には理科大の神楽坂キャンパスへ行って実験をさせていただきます。

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