高校1年生は例年、1学期の始めにオリエンテーションを行います。
進路や探究活動など、高校生活を送るうえで必要なことについて話を聞いたり、自分で考えたりすることで、よりよい高校生活のスタートを切る活動です。
昨年は臨時休校の影響を受けましたが、今年は実地でオリエンテーションを行うことができました。
今回は特に、SDGs探究についてのオリエンテーションをご紹介します。

①SDGsトークショー
4月8日(木)の午後に、環境活動家の露木志奈さんによるSDGsトークショーを行いました。
世界最先端のエコスクールといわれているバリ島の「グリーンスクール」で高校生活を送り、身近なきっかけから環境問題の活動を始めた露木さんは、20歳という若さで各地の学校などで講演会を行い、活躍しています。
疑問に対する探究心が強く、プラスチックごみなどの環境問題の解決のためにアクティブに活動される露木さんのトークショーを、生徒たちは身を乗り出して熱心に聴き入っていました。
後半の質問コーナーでは多くの生徒が積極的に質問しており、SDGs達成のために行動できることは何か、自分ごととして捉えられている様子でした。
高1とそう変わらない若さでグローバルに活躍する露木さんの話を聞き、生徒は大いに刺激を受けたようです。

②ハテナソン
4月10日(土)の午前中はSDGs探究のワーク「ハテナソン」をクラスで行いました。
「ハテナソン」とは、「ハテナ」と「マラソン」を繋げた新しい言葉で、「ハテナ」つまり「問い」をたくさん作る活動を指します。
今回はSDGs探究の入り口として、17のゴールが並んだSDGsポスターを題材にハテナソンを行いました。
「住み続けられる街は具体的にどういう街か?」
「SDGsは国連で決められたものなのにどうして加盟国は戦争をしているのか?」
「価値観の違いを乗り越え、17の目標を達成する方法とは?」
など、さまざまな問いが生徒から飛び出しました。
この活動を通し、生徒たちは問いを出す難しさや楽しさを体感できたことと思います。

高1は、「社会の課題を知る」ということをテーマに、SDGsについて探究活動を行います。今回のトークショーとハテナソンをきっかけに、SDGsや社会の出来事に関心を高め、今後の探究活動について広い視野で考えてほしいと思います。

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