高校1年生の美術選択者は、リンゴをモチーフに【表現探究】に取り組んでいます。
見方・考え方を変えてみることで、同じモノコトも違った視点で捉えることができることを体験を通して学んでいます。
今回は、【発想】に取り組みました。リンゴを剥いた皮の写真が印刷された紙から、それぞれが思うモノコトを描いていきます。同じモノから始めていますが、帰着点はみんなそれぞれ、多様な発想を共有しました。

【表現探究】の最後は、アーティストになりきってリンゴを描きました。自分の気になるアーティストを一人選び、リサーチを行い、どのような見方・考え方をして表現しているのか考えてみました。
リサーチを元に、そのアーティストがリンゴを描いたらどうなるか、なりきって表現します。

制作後は相互に発表を行いました。
みんな、よく分析しており、形や構図から独自な表現でした。相互鑑賞は、たくさんのアートをみることにも繋がり、【表現】を深く考える手立てとなりました。

今回は美術の授業なので美術寄りの見方・考え方でしたが、生徒個々の好きな見方・考え方でモチーフを見るならどうみるか?と質問したところ、「数学的に体積」や「生物的に内部の構造」や「国語的に文学として」など、生徒個々に様々な見方が振り返りの中で記されていました。
彼女たちの【表現】に対する【見方・考え方】が広がっているようでした。20220701_090523-460x345 20220701_085949-460x345 20220628_144618-460x345 20220624_120825-460x345 20220621_145734-460x345 20220621_103224-460x345 20220617_125746-460x345 20220617_125632-460x345

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