毎年中1音楽の授業では、J.S.バッハのオルガン曲「小フーガ ト短調」の鑑賞を通して
作品の理解のみならず、パイプオルガンのしくみを理解するために、
本校チャペルに設置されいているパイプオルガンを実際に「見て、触って、聴いて」体験する
授業を行っています。

パイプオルガンは実際にパイプが並んでいるパイプ室に入ることができ、手鍵盤(第1手鍵盤、第2手鍵盤)、
足鍵盤とそれぞれにパイプが並べられている場所が違います。また、音の種類によってパイプの材質や形なども
違うので、実際に中に入って見ると良く分かります。
生徒たちはパイプ室に入って目の前のパイプに空気が送られる風の音や風圧を感じたり、実際に目の前の
パイプの音が鳴ってものすごい音と振動に驚いたり、鍵盤に触れて音の種類の違いを楽しんだりしました。

パイプオルガンは精巧に作られていれば300年~500年もつ楽器と言われています。
女子聖学院のパイプオルガンは1993年の秋に南西ドイツのエンディンゲンにある
オルガン製作所”フィッシャー&クレーマー社”で
製作されて奉献された楽器です。普段は礼拝の奏楽や入学式、卒業式でも演奏されています。

中1パイプオルガン授業④ 中1パイプオルガン授業③
フィッシャー&クレーマー社製のパイプオルガン 目の前のパイプは足鍵盤のリード管
中1パイプオルガン授業①
先生がストップを引くと音が鳴った!

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