【JSG English NAVI】では、女子聖の生徒たちがどのように英語を学んでいるか、連載にてお伝えしております。
第5回は、前回に引き続き高Ⅱクラスの「アカデミック・ライティング」の授業の様子をお届けいたします。

「アカデミック・ライティング」は、ネイティブの英語教師2名により行われる高校Ⅱ・Ⅲ年生対象の選択授業です。週に1回、2時間連続でオールイングリッシュにて授業が行われます。最近は曇天続きですが、校内は月末の運動会を前に活気に満ちています。

今回は2時間の授業内でプレゼン準備から発表まで行われました。テキストの例題にてconclusionの書き方ポイントを学んだところで、先生が「今日はプレゼンをしてもらいます!」と宣言。予想外の内容に生徒たちがざわめきます。”Personal experience”を題に5枚以上のスライドを用意し、最初にtitleスライド、最後にconclusionスライドを入れることが条件です。ネイティブの先生2名による見本プレゼンが行われます。ポップコーンをネット注文したら配達側の手違いにより、最終的に注文した倍の量が手元に届いてしまったというエピソードには、クスクスと控えめな笑いが起こっていました。

1時間目の後半には発表用のiPadが配られ、皆それぞれのスタイルで準備に取り掛かります。友達と向かい合わせになって進める生徒、前を向いて黙々と作業する生徒と様々でしたが、それぞれ集中した様子で準備に取り組んでいました。わからない部分があればスッと手を挙げて先生を呼び、英語で質問します。友達同士でもスライド作成のアドバイスや発表に使えそうな可愛いフリー素材の共有など、各自発表準備をしながらも適度に声を掛け合う様子も見受けられました。

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ネイティブの先生の見本プレゼン 発表用iPadが配られます

生徒たちは休憩時間になっても全員発表準備に夢中です。先生も教室に残り生徒からの質問に応えます。2時間目が始まり先生から発表開始時刻が告げられると、プレゼン用スライドの完成に向けどんどん質問のための挙手が増えます。先生はひとりひとり丁寧に見て回っていました。時刻になり最初の発表者が募られるとサッと一人目の手が上がり、そこから次々と絶え間なく挙手制にて発表が行われていきます。

発表では分かりやすく工夫されたスライドと堂々と発表する姿に女子聖らしさを感じました。女子聖では中1から多様な発表の機会が多く設けられるため、着実にプレゼン力が培われます。「アカデミック・ライティング」授業では、英語力はもとよりプレゼン力の向上にも期待が高まります。今後の生徒たちの更なる成長が楽しみです!

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黙々とスライド作成中… 「うわ~!」と頭を抱える姿も
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先生に最終チェックしてもらいます 次々発表していきます!

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