ea2b5d71-0522-4ee5-8c0b-5c3373d12559高校3年生の卒業を記念した講演会が11/25の午後、本校講堂で行われました。
講師は師岡カリーマ•エルサムニー先生(アラビア語講師・コラムニスト)です。
講演タイトルは「世界市民の第一歩を踏み出した妹たちへ」。高一、高二、高三生、全員で拝聴しました。
師岡先生は約半世紀の人生で、今も青春の只中にあると仰って、三輪田生を妹と表現、エールを送ってくださいました。

師岡先生の教えをご紹介します。

「レールを外れても無駄なことは何もありません。疎外感、孤独感を助けるのは自分自身。だからこそ違和感は宝物なのです。」
「意見が合わない時も相手をリスペクトすること、思いやりをもって接することが大切です。」
「ものごとを見分ける目を鍛えるために私たちは学びます。心の羅針盤(知識、想像力)を磨くことが大切です。」
「生れ落ちてすぐ歩き始めるシカと違って、人間は生きるための知恵を持たずに生まれてきますが、動物と違って、人間には選択の自由があります。」

より広い世界に、個人としての自分を追求してほしい。内なる心の旅を楽しんでください。
師岡先生は生徒に、困難にあっても人生をしっかりと歩んでいく勇気を与えてくださいました。
貴重なお話をありがとうございました。

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