外大1

外大2 8/1(月)、9年生(中3)2名と12年生(高3)1名で、東京外国語大学の吉冨朝子先生の研究室を訪問してきました。

吉冨先生は、英語を中心とした第二言語習得研究を専門分野として研究されています。今回は、「バイリンガルの頭の中はどうなってるのか」「外国語の早期教育について」という卒業研究に取り組んでいる9年生と、3年前に同じく日本の英語教育に関する卒研に取り組み、そこから発展させ応用言語学に関心を持つようになった12年生が研究する中で出てきた疑問について、お話を伺ってきました。

3人が事前に出していた疑問に答えていただく形で、吉冨先生からたくさんのお話を聞くことができました。個人的には、言語は、「その人が言いたいことを言うためのもの」であり、目的を持って使うことが大事という話、また、今や世界中の様々な国で生活している人達が使う言語になっているので、どの英語の発音が「正しい」というのはない。どれだけ相手に通じるかという明瞭度が大切という話が印象に残りました。

吉冨先生がどうしてこの研究をされるようになったのかご自身の中高生時代のお話も伺うことができ、とても楽しい時間となりました。
また、卒研で取り組んだことをずっと考え続け、自分でさらに興味を深めている12年生の存在が頼もしく、9年生の2人も大いに刺激を受けたことでしょう。

この夏、9年生は、様々な「してみる」ことに挑戦中です。9月には、「してみた」ことなどを報告する中間報告会が予定されています。それぞれがどんなことを「してみた」のかを聞くことができるのを楽しみにしています。

(9年社会科担当 小畑)

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