Dec_11_2019
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少し前の話になりますが、2年生修学旅行B班が帰国した翌日11月20日(水)から甲府市にある山梨県立美術館において「第40回山梨県高等学校芸術文化祭 美術・書道・写真合同展」が開催され、その初日に各校の部員によってそれぞれの専門部の作品搬入が行われ展示され、審査された後、昼過ぎから公開されました。今日のエデュログでは写真専門部の芸文祭写真展の様子をお伝えします。

芸文祭は1年で最も重要な大会ですが、部員全員が出品できるわけではなく、冬季・春季・秋季の入選までの入賞作品と各校新作6作品のみ出品できる厳選された大会です。今年の芸文祭には写真部からは上記大会の入賞作品(3年生濵田さんに作品と2年生間宮くん2作品)4点と部員の新作6点の計10点を出品しました。現在部員は3年生を除く1・2年生で5名しかいないので全員新作を出品できるという幸運な状況でした。もう1作品は先日のFUJIFILM50,000人の写真展で入選した3年生の石塚くんが出品しました。

さて、今回の審査はフォトグラファーの合地清晃先生を迎え、厳正に審査が行われました。そして、残念ながら本校からは芸文祭での入賞作品と残りの全国・関東の枠を埋める入賞作品はでませんでした。しかし、濵田依里さんの冬季審査会銀賞作品「無常と感動」が来年1月28日から茨城県つくば市でおこなわれる関東大会に出品されることが確定しました。

その後、県立美術館と同じ敷地にある文学館の講堂美術、書道、写真の各専門部合同の開会式が行われ、その中で芸文祭の表彰式がありました(関東や全国に出る作品の決定については専門部内の決めごとで、表彰式はあくまでも芸文祭賞・優秀賞・奨励賞の表彰でした)。昨年は明誠高校3名が舞台に上がり、「明誠すごいじゃん」という声が聞こえたんですが、今年は残念でした。

芸文祭は毎年この時期に行われるのですが、本校は例年、修学旅行で2年生の一部が帰国していないため「公認欠席」の扱いになり、残りの部員だけでの参加となりますが、今年は修学旅行組が全員帰国しており、全員参加の予定でしたが、2人ほど体調を崩して参加できませんでした。もともと芸文祭は1年で最も大事な大会です。体調を崩してしまった1年生部員は来年こそがんばって欲しいと思います。

今月9日からは甲府駅のペデストリアンデッキ(駅上の通路)において「山梨県高等学校写真連盟展」が行われ、芸文祭の入賞作品と冬季・春季・秋季審査会の銅賞までの入賞作品が展示されています。人通りの多いこの場所で高校生の作品を見てもらおうというのが趣旨ですが、9日に近くの高校の写真部員によって展示されたばかりの写真を、早速たくさんの人たちが見てくれていました。13日まで展示されていますので、甲府駅に行く用事のある方は是非ご覧になってください。本校からは濵田さんの2作品と間宮くんの1作品が展示されています。

■参考リンク■ 山梨県高等学校文化連盟写真専門部

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