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スキー部は23日から25日かけて第58回関東高等学校スキー大会に参加しました。場所は群馬県の片品村にあるスノーパーク尾瀬戸倉でした。

23日は公式練習が行われました。大会で使用するコースを使って大回転(GS)の練習を行いました。翌日からの大会に向けて選手は真剣に練習していました。

24日は大回転競技(GS)でした。関東大会は1日で女子、男子の試合を行います。人数は200人を超えるため、朝早くから試合へ向けて動き出します。朝食は5時45分でした。準備が出来た選手はスキー場へ。

アップをした後にコースインスペクション。そして1本目に臨みました。女子のレースはそんなに問題はなかったのですが、男子のレースはコースの途中急斜面に入るあたりが難しくなっていたようで途中棄権の選手が多く出ていました。

2本目になると天気が降雪に変わり、かなり寒く感じました。そんな中で選手は2本目を滑りました。1本目に比べて条件は良くありませんでしたが、2本目に進んだ選手は全員完走しました。結果は3年藤原くんが15位、1年渡井くんが40位、3年川村くんが90位でした。藤原くんの15位はここ最近の本校の男子の順位では非常に良い順位でした。

25日最終日は回転競技(SL)でした。25日は昨日からの雪が20,30cm積もっており、朝から雪が降っていました。会場に行って準備をして7時にリフト乗車をして、大会コースへ向かいましたが、途中吹雪いてまさにホワイトアウト、コースが全く見えない状況がありました。

SLのスタート地点に着くと下からの風もすごい状態でした。これで大会が無事にできるか心配していると、最強寒波の影響でしょうか、降雪、風による視界不良、-16℃という寒さなど悪条件が重なり試合開始時間は遅れに遅れ、最終的には通常2本滑るところを1本の滑走でタイムを競うこととなりました。選手や競技役員のことを考えるとこの判断は仕方がないことで1本でもできて良かったです。

選手達は1本でレースの結果が出ると言うことで気合いが入ったと思います。かなり寒い状態でしたが、「試合に臨む気持ちが強くあまり寒さを感じませんでした」という選手もいました。大回転の時より悪い条件での滑走でしたが、レースはなんとか終わりました。

SLの結果は3年藤原くんが24位、1年渡井くんが32位、3年川村くんが96位、3年竹前くんが116位でした。関東大会はコロナ禍で3年ぶりの開催でした。なかなか厳しい条件での試合でしたが、関東大会があったことは選手にとっては良い経験になったと思います。

今回の関東大会について1年の渡井くんに振り返ってもらいました。

渡井くん「1月10日、11日に行われた関東大会の予選を通過し、山梨県代表として関東大会にGS、SLともに出場しました。1日目のGSでは、1本目ビビりすぎてしまい自分の本来の滑りができず、悔しい思いをしました。2本目もうまく滑ることができませんでした。そして2日目のSLは天候に恵まれず一本制となってしまいましたが、思い切って滑り切ることができました。悔しい経験をたくさんしたので、この経験を今後の上位大会に活かせるように頑張りたいです。」

本校のスキー部の部員の中にはこの関東大会で終わる選手もいます。しかし、2月7日からの全国大会に参加する選手やその後にある国体に参加する選手もいます。この関東大会での経験を次の大会に生かして、さらに良い滑りをして欲しいと思います。頑張れ、日大明誠スキー部!

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