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甲府駅南口近くの山梨県庁の施設「防災新館」。その中にあるオープンスペースにおいて、1月26日(土)、山梨県高等学校文化連盟写真専門部の冬季審査会が開催され、本校の写真部が参加しました。審査員は山梨日日新聞の靏田圭吾先生。世界中に配信されたある写真を撮影したことで有名な方です。

県内28高校の1・2年生写真部員253人が参加し、出品数1327作品の中から金賞1・銀賞3・銅賞6・入選10と佳作50作品が選出され、表彰されました。銅賞までの上位10作品とその次の10作品は、秋に行われる山梨県高等学校芸術文化祭写真展に出品が決定しました。そして、本校から1年生の間宮優介くんの「歪む水面」(第5位)と2年生濵田依里さんの「イルミネーションデート」(第10位)が共に銅賞に選出されました。おめでとうございます。

冬季審査会は2020年行われる関東大会と全国総文祭の出品作品に選ばれるための最初の大会となります。最初の大会で3年生が参加していないため、運動部でいうところの新人戦のような大会になります。

審査に先立って、卒業を前にした3年生に対する全国・山梨県の外部団体の表彰が行われました。3年間の活動と実績が優秀だと認められた3年生に対して日本写真文化協会会長賞(県内で金賞・銀賞・銅賞)3名と山梨県写真団体連絡協議会会長賞2名。本校3年生の清野美乃莉さんが日本写真文化協会会長賞(銅賞)の表彰を受けました。2作品が全国大会・関東大会に出品しただけでなく、芸術文化祭では2年次に最高位の芸術文化祭賞、3年次に優秀賞というふたつの賞を獲得していることが認められました。

さて、冬季審査会は3年生の表彰に続いて行われました。1次審査が参加者全員が持ち寄った10作品までを机上に並べ、靏田先生に一番いいものを1作品選んでいただく審査。この審査で1327作品が253作品に絞られました。

引き続き第2次審査。253作品を机上に並べ、その中から靏田先生に60作品を選出していただくまで。参加者が見つめる中での審査でした。靏田先生が閉会式まで参加できないということで、講評のかわりにここで生徒たちにアドバイスがありました。写真にメッセージが感じられること、しっかりしたプリントがなされていることが大事だと強調されていました。高校時代は友達の写真をたくさん撮れる唯一の期間なので、できるだけたくさん友達や先生を撮影しましょう、というアドバイスもありました。

第3次審査は別室で行われました。顧問の先生のみ見ることができる審査ですが、60作品から上位20作品をランキングをつけて選出してもらう作業でした。ここで5番目になったのが間宮くんの作品、10番目が濵田さんの作品だったわけです。ベスト10に2名も本校の生徒の作品が入るなんて初めてだったのではないでしょうか。

閉会式で上位10名が発表され、本校は団体でも第5位に入賞したことが発表されました。団体でも賞に入ることが多くなってきました。今後も期待できそうですね。

さて、今日の記事にも登場した3年生清野さん、2年生濵田さん、1年生間宮くんは明日2月2日(土)群馬県高崎市で行われる第25回関東地区高等学校写真展に参加します。関東大会の様子はまた後日、このエデュログでご紹介致します。お楽しみに。

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