Feb_12_2019

こんばんは。先週末から非常に寒い日が続いていますね。学年末のテストも3月頭に迫っているので体調を崩さないようにして、しっかりと授業に集中しましょう。

さて、本日は卒業を控えた3年生に向けて、各担当の先生方が実施している特別講習の様子を紹介したいと思います。担当の先生と講習に参加した生徒からコメントを頂いているのでご覧ください。

4日月曜日、公民科3年生特別講習として、午前中は東京高等・地方裁判所を、午後は最高裁判所、憲政記念館、国会議事堂(衆議院)を訪れ、傍聴や見学をしました。
高等・地方裁判所では、裁判員裁判を始め、それぞれ興味を持った刑事や民事の裁判を傍聴しました。最高裁判所では、小法廷にて「死者の印鑑証明は、あくまで生前の故人固有の個人情報であって、遺産相続人にも開示されないのか、それとも、遺産相続人には印鑑証明の開示を受ける権利も相続されるのか」を争点とした弁論を傍聴しました。憲政記念館では、日本の議会政治の歴史等に関わる資料を見学し、その足で国会に向かい、参議院の施設見学をしました。実際に行ってみなければ味わえない、また知りえない空気や歴史・知識等に触れ、皆、刺激を受けた様子でした。以下、生徒の感想です。

私は普段、裁判傍聴など行かないため、この講習の案内を見たとき、面白そうだと思い参加した。全てのことが私には新鮮に思えた。高等裁判と地方裁判のスケールと犯罪の重大度が大幅に違うことに驚いた。最高裁も見たが、個人的には高裁の方が進度が速いため好きだった。最後に国会へ行ったが、本会議が行われていなかったため残念だった。とても特別な体験をさせてもらったことに感謝している。(1組 鈴木歩望君)

参議院の本会議を見ることはできなかったけど、最高裁の傍聴をすることは出来たので、行けて良かったです。また行こうと思います。(1組 高岡咲季さん)

地裁では2つの審理を、最高裁では情報開示についての裁判を傍聴しました。司法の最高機関である最高裁で、自分が専門にしたいと考えている情報の分野を傍聴できたのはとてもいい経験になりました。(1組 髙橋李紗さん)

前から気になっていた裁判傍聴に行けて良かったです。良い経験になりました。
(2組 高田理恵さん)

今回、友達に誘われて参加しました。普段、裁判を傍聴したり国会議事堂を見学したりする機会なんてないので、とても新鮮で楽しかったです。(9組 熊澤美月さん)

講習に参加した3年生たちは卒業を前にして普段ではできない貴重な体験をすることができたようです。この経験をしっかりと糧にして次のステップへと進む準備をしてほしいですね。

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