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 ダンス・チア部がこの夏3つの全国大会に出場しました。エデュログでは3回のシリーズでその様子をお伝えしています。本日は第2弾です。8月24日(水)に行われた第10回全国高等学校ダンス部選手権です。こちらは別名DANCE CLUB CHAMPIONSHIP、通称「DCC」の愛称で親しまれる、avexが主催するコンテストです。本校は4年連続で全国大会に出場しております。このコンテストは各校からのエントリーチーム数の上限がなく、本校も2年生、3年生の2チームがエントリーしました。そして見事2チームとも予選を通過し、全国大会出場を決めました。
それでは小泉先生が大会の様子をレポートしてくれていますので紹介します。

 今回のDCCはavexが主催する大会ということもあり、コンテストが一つのコンテンツとして成立するような内容になっています。審査員にはテリー伊藤さんが審査委員長を務められ、またDリーグのディレクターやダンスをやっていれば皆知っているような、第一線で活躍するダンサーたちがいます。他のコンテストと違い、各チームがパフォーマンスを終了するごとに得点が発表されるという、漫才コンテストのM-1と同じシステムになっています。さらに特徴的なのは作品のタイトルを漢字2文字で表現するというところにもあります。今回は2年生チームが「幕開(スタート)」、3年生チームが「共鳴(ウィーアー…)」というテーマで臨みました。
 まずそもそも2チームが全国大会に進出できたことに驚きと、喜びがありました。関東で2チームが予選を突破したのは本校のみです。ダンス部にとって目標とされるコンテストですので、注目度も高く、部員にとってもいい経験になることは間違いありません。
 このコンテストは本校にとって相性がよく、2019年の全国大会3位入賞を始め、ここ3年毎年入賞をしています。当然今年のチームも上位を狙って作品を仕上げてきました。

 まずステージに登場したのは全体36チーム中2番目にパフォーマンスした2年生チームです。この採点システムですと、なかなか前半は得点が出にくいということもあり、100満点中57点でした。ただ1つ前に踊った学校は、前の週にダンスタで全国大会入賞をしていた学校実力校でしたが、そこを上回ることはできました。
 そして22番目にステージに上がったのが、3年生チームです。ここまでのトップが80点で、例年本校は80点以上を獲得しているので、自ずとトップに立つことを期待しました。内容は悪くなかったのですが、まさかの62点。私やコーチ、そしてなにより本人たちが信じられないといった様子でした。恥ずかしながら私も審査のミスを疑ってしまったほどの得点です。顧問を10年やってきてマイナスの意味で最も驚いた結果となりました。

 この日優勝したのはダンスタでも全国優勝の経験のある大阪の帝塚山学院高校でした。確かにここは素晴らしかったです。ダントツの優勝という圧巻のステージでした。いつかは本校もそんな想いを観客のみなさんに抱いてもらえるような作品をもっていきたいと思います。
3年生チームはこれでコンテストは引退となります。しかし2年生は来年もありますし、その前に9月に北九州で行われる全国大会も控えています。全国大会の大舞台でパフォーマンスができた喜びと、結果が出なかった悔しさを同時に味わうことなりました。
ただ、今回SNSの「いいね」の数を競うオーディエンス賞を3年生がいただくことができました。審査員に認められる賞とは違いますが、多くの方々に応援していただけたという、また違う意味で大きな価値のある賞です。この文章を読んでくださっている方の中にも、ご協力いただいた方もいらっしゃると思います。この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 また来年複数チームの全国大会出場、そして上位入賞を目指して再挑戦したいと思います。

 以上が、ダンス・チア部全国大会レポート第2弾でした。次回は北九州で行われた全日本高等学校チームダンス選手権全国大会の様子をお伝えします。

DCCの結果はこちらにも掲載されているのでご覧ください。(こちらをクリック)

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