7月22日(木)にGlobal Network for Students の第2回ワークショップを行いました。

Global Network for Students は、本校が他校に声をかけて立ち上げた「学校横断グローバルプロジェクト」で、様々な学校や生徒と枠を越えて一緒にグローバルを学び、語り合うプロジェクトです。

今回は、NPO 法人の職員として、フィリピンやマレーシアで児童養護の子ど もたちをサポートし、無国籍の子どもたちへの支援も行ってきた方に話を聞き、より良い世界を築くために何ができるのか、考え、話し合いました。現場で活動していた方の生の話を聞き、たくさん刺激と感動をいただき、とても有意義なワークショップでした。

今回も本校の生徒が実行委員となり、企画から運営まで行いました。お疲れさまでした。

<参加した生徒の感想:大妻中学2年生>
無国籍というワードを聞いたことはあったのですが、自分が思うよりも無国籍の人が多く、自分の意思や行動によってではなく、生まれた環境や親の状況によって無国籍になっている人がいることが印象に残りました。 何よりも、生まれた環境によって自分の意思に関わらず無国籍として周りから「汚い」などの偏見を持たれる他、公から身を隠して生きなければならなかったり、存在していない命という扱いを受けている人がいることに心が痛みました。無国籍によって、教育や医療、移動などのアクセスが難しくなってしまっている現状を変えていかないといけないと強く思いました。まず、無国籍という言葉はまだ、「人種差別」や「地球温暖化」などと比べても浸透していないので多くの人に認識してもらうところから始めなくてはいけないと思いました。なので、今回ワークショップを行って頂いた木村さんのような無国籍に対しての知識や経験のある方々がワークショップや講演なので無国籍について話したり、それを聞いた私たちが身近な人に広めたり、SNSなどで発信することが多くの人に認識してもらうために必要なことだと思いました。自分たち一人一人の学生には国籍を決める法律を変えられる力はないので地道に無国籍に対する認を増やでもして無国籍の人が少し快適に、国籍を持てるような社会になるように行動を起こしたいと思いました。

(十分に感染対策を取り、写真撮影時のみマスクを外しております)

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