令和元年度2学期の終業式が大妻講堂にて行われました。
 校長先生からは、中学生には失敗することと成功体験を再現することの大切さについて、高校生には入試制度の変化にとらわれないグローバル化に向けた学習の大切さについて話がありました。また人生の時間を砂時計に例え、まだ落ちていない砂、つまりこれからの生き方に可能性があり、それに対する時間の過ごし方や目標設定が大切であると話されました。

 3学期は1月8日から始まります。

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 今年は毎年お伺いしている一番町特別養護老人ホームに加え,特別養護老人ホーム谷中からもお招きいただき、12月13日に谷中,14日に一番町の2ヶ所でクリスマスコンサートを行いました。
 中学音楽部のハンドベルによる「アメージンググレイス」の演奏に始まり,高校コーラス部も「ジングルベルロック」などを披露しました。その後、利用者の方々と一緒に「きよしこの夜」,「ふるさと」の全体合唱をしました。
 部員不足でここ数年訪れていなかったJRC部も今年は久しぶりに参加し,司会進行を行い,コンサート終了後に,手作りのクリスマスカードを利用者の方1人1人にお渡しました。 また,谷中では,利用者さん1人1人と握手をしながら退場するときの生徒たちの笑顔が印象に残りました。利用者さん方やスタッフの皆様の温かさに触れることができ、生徒たちの心の中にも熱い思いが生まれるようです。今後も続けていきたいと思います。

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6限の時間に大学校舎にて高校1年全員が株式会社aeru代表矢島里佳さんの、高校時代、大学時代、大学院時代から起業にいたったお話を聞きました。
年齢も近く、中高一貫から慶應に進み、自分の好きな「伝統工芸」を広めていったり、事業の発展に関わることを選んだお話に熱心に生徒は耳を傾けていました。
どういうサイズで起業を始めるのがいいか、、実際起業ということを自分事として考えている生徒から質問もあり、有意義な会になったと思います。
この学び舎から将来沢山の女性社長が生まれることを期待しています。

校長 成島由美

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11月27日、29日高校2年生全員が情報の授業で慶應義塾大学理工学部の鹿野先生、上西先生による「量子コンピューターの可能性」について学びました。
スパコンと量子との決定的な違いは何か、など生徒からもアツイ質問があがりました。
日々「量子コンピューター」の字が新聞にない日がないほど、注目されている分野の話です。
進路を選べるこの時期に世の中で動いている最先端の実験や可能性を学び、道を決めていく手立てになれば幸いです。

校長 成島由美

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12月に入り、2学期も残りわずかとなってまいりました。
定期考査が目前に迫り、生徒はより一層学習に励んでいます。
高校3年生は受験に向けて、体調管理に気を配っています。
朝の7時30分から8時25分まで、約1700人の生徒がこの校門をくぐって登校します。
守衛の方々に温かく見守られて1日が始まります。
爽やかな朝となりました。

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 高校1年生では学期に1度、「みらい科」と題された講演会の場を設けています。
 2学期は「(株)和える」代表取締役 矢島里佳さんにお越しいただきました。将来は社会に出て働くことが当たり前、と思ってはいても、ほとんどの生徒にとって「起業」というのは未知の世界。今まで聞いたことも考えたこともなかった新しい道を知る、非常に良い機会となりました。

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11月16日(土)、17日(日)の2日間、東京ビックサイトタイム24ビルにおいて、第13回全日本高校模擬国連大会が開催されました。全国から書類課題を通過した86チーム、172名が集まる中、本校からは高校2年生の丹後向日葵さんと西部陽菜さんが参加し、見事優秀賞に輝きました。そして、来年5月に国連本部で開会式の行われるニューヨーク国際大会に日本代表団として派遣されることとなりました。
今回の議題は「死刑モラトリアム」です。1つ目の論点は「死刑と生命権のつながり」で、「死刑は生命権の侵害にあたるのか、もしくは生命権の侵害の例外と言えるのか」ということでした。2つ目の論点は「死刑モラトリアムを導入、推進するための方策」です。死刑存置派と死刑廃止派という両極が対立する中、その溝を埋めながらこれらの論点について話し合い、国際決議として合意に達することが今会議のゴールでした。
本校の生徒はケニア大使として参加しましたが、ケニアは死刑制度を持ち、死刑判決を出しながらも30年以上執行を停止しているモラトリアム派(実質的廃止国)です。序盤のグループ形成はプラン通りにいかず、苦しい立場から交渉が始まりましたが、中間的な立ち位置から存置派、廃止派と粘り強く交渉を進め、中盤以降はグループのまとめ役として活躍し、決議案を提出するに至りました。他国の大使からの信頼度も高く、存置派と廃止派の懸け橋となった交渉力と斬新な政策案が高く評価されての受賞です。
7月から書類課題に取り組み、そして10月に本大会出場が決まってからは1か月半ずっとリサーチと政策立案に注力をしてきました。日本語の本やホームページはもちろんのこと、過去の国連決議案や各国政府のホームページ、ケニア政府の資料などにも目を通し、そのリサーチ量は圧巻そのものでした。その2人の努力が最高の形で実を結び、学校としても大変喜ばしく、そして誇りに思っています。5月のニューヨーク大会では、日本代表として胸を張って、さらなる成長を見せてくれることを期待しています。
また12月26日、27日には本校主催の模擬国連大会が開かれ、約30校400名が集まります。今回は本校の高校2年生の生徒たちが渋谷教育学園渋谷高等学校と協力して会議の運営、進行にあたります。模擬国連の魅力に少しでも多くの大妻生が触れ、他校の生徒と切磋琢磨しながら自らの世界と可能性を広げていってほしいです。ぜひ後輩にこのバトンが引き継がれ、本校の模擬国連がますます活性化されることを願っています。

中学2年生では現在、各クラスから2名ずつ選ばれた旅行委員が中心となって中学3年の4月におこなわれる修学旅行に向けた準備を進めています。写真は、クラス別行動の行程決めに関する旅行委員会と、その後のクラスの様子です。クラスごとに京都のどの寺社をどんな順番で回るか、そこで何をするか、話し合って決めています。地理・歴史や道徳をはじめとした日々の授業で学んだことをどう活かしていくか、クラスごとで楽しそうに、けれど真剣に話し合っています。

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38年ぶりの来日に千代田区三番町は厳重警備の中にも一目会いたいファンたちの往来でにぎわっていました。
普段高校生が自習する大学図書館やテニス部が集うテニスコートと隣接する場所でもある法王庁が改めて世界的にも大切な場所であることを生徒も感じたはずです。
写真は帰国日(滞在最終日)の朝の登校の様子です。
大妻通りには2つの旗が並び、普段とは違う表情の道になりました。
82歳とは思えない過密なスケジュールをこなし、東京のみならず長崎、広島へまず足を運ぶ等私たちにも勇気や希望、なにより信念が源となるエネルギーを与えてくださったような気がいたします。

校長 成島由美

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高校2年生は授業を進める傍ら、毎学期プレゼンテーションに取り組んでいます。2学期のテーマはスキット(寸劇)にしました。以下のような「少しモメそうな」状況下での会話劇を考えてもらい、練習し、演じてもらいました。
 1.アメリカを車で旅行中、ヒッチハイカーを見つけた。乗せる?乗せない?
 2.フランス旅行中、10ユーロが入った財布を拾った。警察に届ける?届けない?
 3.ヨーロッパをぐるりと巡ってきて、最後の目的地はギリシャにする?エジプトにする?
写真は準備と本番の様子です。机に座ってばかりの勉強が多い中、立って練習をし、恥ずかしがらずに演じる姿からは課題を楽しんでいる様子がうかがえました。中学生の頃から継続的に取り組んできたプレゼンテーション課題ですが、使う英語も少しずつ自然なものとなり、発音もかなり上達しています。大学入試の情報などに踊らされることなく、地道に英語学習を続けていきたいと思います。

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