6月14日(金)

4年生が社会科見学に行ってきました。

午前の見学場所は浦和博物館です。

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浦和博物館では見沼代用水や見沼通船堀の仕組みについて学習します。

 

まずは見沼代用水の工事で使われた道具の体験を行いました。

見沼代用水は江戸時代に農民たちを中心に工事が進められたそうです。

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60kmの長さの見沼代用水をつくるために使われた工事の道具や

石や土を運んだりするための道具を実際に持ってみました。

 

これは天秤棒といって土や石などを運ぶ道具です。

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10キロの重りが入った天秤棒はかなり重そうでした。

 

 

これは四人突きという土を平らにするための道具です。

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持ち上げて下に落とす動きは体力を使いますね。

今では機械がありますが、昔はすべて人の力で行っていたことから

当時の人々の気持ちを理解することができました。

 

 

つぎに見沼通船堀の模型を見ながら水位の変化を学びます。

 

見沼通船堀は見沼代用水と芝川をつなぐ水路です。

船で米や肥料などを運ぶために作られました。

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しかし、見沼代用水は芝川より3m高いところを流れています。

どのようにして船で進んでいくのでしょうか?

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正解は「水門を使い、水の量を調節した」でした。

模型を使って見てみると、実際に水位が変わっていくことが分かります。

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水門に板をはめていくことで水位が上がり、船が進めることが理解できました。

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最後は博物館の中で見沼代用水や見沼通船堀に関する資料や展示物を見学しました。

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見沼代用水の工事の様子や見沼通船堀を通る船での生活について知ることができました。

 

見沼通船堀の水位の調整に使われた板も展示されていました。

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子どもたちは熱心にメモを取り、進んで学び取ろうとしている様子でした。

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浦和博物館では、見沼代用水や見沼通船堀のことを体験や見学を通して

肌で感じることができ、とても良い経験となりました。

 

浦和博物館をあとにして、見沼自然公園で昼食です。

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天気も良く、広い公園でおいしく弁当を食べることができました。

 

見沼代用水を作った井沢弥惣兵衛さんの銅像の前で写真撮影

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午後の見学場所は見沼通船堀です。

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浦和博物館でみた通船堀の模型を今度は実際に見てみます。

復元された水門がありました。

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水門はとても大きいことや板を動かす人が乗る台があることなど

実際に見てみないと分からないことを学ぶことができました。

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子どもたちはワークシートにメモしたり、iPadで写真を撮ったりしていました。

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今回の学習で見沼代用水や見沼通船堀について詳しく知ることができました。

 

さとえ学園小学校の前には見沼代用水の西縁が流れています。

身近にある見沼代用水の歴史や工事の様子について学習することができた

良い1日になりました。今日学んだことを今後の学習にも活かしていきたいです。

 

4年社会科担当

橋本 和幸

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