11月14日(土)高校第3回学校説明会が行なわれました。前回同様午前の部、午後の部で実施し、午後の部ではオンライン説明会を同時に行ないました。人数制限を行なっての説明会でしたが多くの受験生に参加いただきましたこと感謝申し上げます。さらに来校の受験生のほとんどの方がその後の個別相談会に参加いただきました。オンラインでの参加の皆様は今後個別相談の申込をお願いします。電話での予約となります。11月22日の個別相談会にご参加ください。次回の学校説明会は11月28日(土)です。そして最後の説明会が12月12日となっております。受験生のご来校を楽しみにお待ちしております。

【個別相談会日程のお知らせ】「電話予約」

11月22日、12月20日、12月26日、12月27日、1月5日 9:00から17:00 お待ちしております!

「何のために生まれて何をして生きるのか(『アンパンマンマーチ』)」日頃、そういうことは考えないかもしれません。けれども、もし死の間際に問われたら、「答えられないなんて、そんなのは嫌だ」と言いたくなるんじゃないかと思うのです。誰かを幸せにできず、喜ばせることができずに命を終える、それもまた「そんなのは嫌だ」と思うでしょう。このような痛みが「スピリチュアル・ペイン」です。
父は、私が中学生の時に癌になりました。死後、遺書が見つかりました。「何のために生まれて何をして生きるのか」わからなくなった状態で、生きていく意味を見出せない。そういう気持ちが書かれていました。でも、父はスピリチュアル・ペインを乗り越えました。「(神は)試練と共に脱出の道も備えていてくださいます」という聖書の言葉を知り、死の直前まで希望を持って精一杯生き、「希望を感じるお葬式だった」と言われて地上の生涯を終えました。
もしも死んでもなお残るものがないのだとしたら、死んで終わりなのだとしたら、「何のために生まれて何をして生きるのか」わからないなと思います。けれども、死んでもなおいつまでも残るものがある。死ぬことや、時間や空間を超えたなにかがある、と聖書は言っています。信仰、希望、愛。そういうものは死を越えてなお残るのだと。父は体が動かなくなっても死の間際まで信じ、望み、愛していました。
スピリチュアル・ペインは、自分のちっぽけさを自覚する時に起こります。それは、必ずしも、死の直前とは限りません。「わたしって駄目だな」「こんな人生嫌だな」と思ったら、いつでも起こり得る。目に見える現実が、あなたのいのちの価値を疑わせるような状態になったとしても、目に見えない価値あるものがあるんだ、ということに目を向けてほしい。目に見えない価値あるものに目を向けるとき、スピリチュアル・ペインの出口がちょっと見えてくるかもしれないから。

聖書科教員より

 

聖望学園では中高とも週に1度、礼拝が行われます。キリスト教の精神を学び心を落ち着かせると共に、ことば(メッセージ)を聞くことができます。毎週のメッセージから、人生を歩むヒントや心の支えを見つけてもらえると考えています。

部活や授業、行事では学ぶことのできない、「生きる糧」となるメッセージをもらっています。

10月1日(木)に川越市にあります川越運動公園テニスコートにおきまして、個人戦(ダブルス)の地区大会が行われました。

本校からは、6ペアが出場しました。その結果、中学2年生1ペアの県大会出場が決まりました。対戦成績は以下の通りです。
2回戦 対 城西川越中 6-0
3回戦 対 西武文理中 6-3
4回戦 対 城西川越中 7-5
準決勝 対 城西川越中 1-6
3位決定戦 対 星野学園中 3-6 により、第4位となり県大会出場となりました。

そして、11月4日(水)に大宮第二公園テニスコートにおきまして、県大会が行われましたが、
1回戦 対 立教新座中に1-6で敗退しました。
今回の経験を次回に活かして、頑張りたいと思っています。また、現在の1年生も先輩に負けないように練習に励んでいます。この部活動を通じて技術向上はもちろんのこと、精神的にも大きく成長してほしいと顧問として感じています。

マルコによる福音書5章 34節
イエスは言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい。」

今日のお話はいのちについてです。私たちの日常では、頑張って勉強したり、一緒懸命練習して何かを達成したりする毎日です。頑張ったら成果がでるので、そこにやりがいがあるのでわかりやすいですね。でも、いのちは私たちが頑張ってもつかみ取れないし、結果として見えないものなのでよくわかりません。どうしてわからないのかというと、いのちは私たちの達成感の先に見出せるものではないからです。私たちは選んで自分になったわけではないですよね。私は私が始めたわけではないのです。神様が私を私として創ってくださったのです。いのちはやりがいの先にはないもの。受け取るしかないものなのです。
では、いのちとは何でしょうか?それは希望であり、信頼できる関係です。受け取るということを知ることで、私たちの生き方が変わります。例えば、何かに失敗して落ち込んだ時に、もう無理だと思ってしまいます。でも、いのちである希望は受け取るものだということを知ると、無理だと思っていることも、絶望ではないことがわかります。また、無理だという機会が新しい道へと門であり、そこからも人生が始めることができることを知ることができるのです。
今日の聖句は12年間病気が治らずに苦しんでいる娘にイエス様が語った言葉です。この当時の風潮で、長い間病気の人は見下され、隔離されて生きていました。孤独で、絶望の中にいた娘です。そんな時に、街にイエス様が来ることを知ります。娘はこの人なら私を治してくれると信じました。希望が与えられると信じたのです。そして、娘は癒されました。絶望していた心に神様が希望を与えてくれるということを体験したのです。

聖書科教員より

 

聖望学園では中高とも週に1度、礼拝が行われます。キリスト教の精神を学び心を落ち着かせると共に、ことば(メッセージ)を聞くことができます。毎週のメッセージから、人生を歩むヒントや心の支えを見つけてもらえると考えています。

部活や授業、行事では学ぶことのできない、「生きる糧」となるメッセージをもらっています。

WEB 女ばす 11月号

<練習会のお知らせ>
11月練習会:11月29日(日)9:00~
11月29日(日)9時から第3回練習会を企画しています。聖望学園女子バスケットボール部を見てみたい!!という中学校3年生はぜひ参加してほしいと思います。今年度の練習会は、この第3回で終了となりますので、本校受験を考えていて女子バスケットボール部への入部を考えている生徒がいたら参加してほしいと思います。
以下の注意点を読んで申し込みください!!

注意点
1、 参加希望者は顧問佐藤まで連絡をお願いします。
2、 今年度の練習会は生徒のみの参加といたします。よって保護者の見学は出来ません。ご理解いただきたいと思います。
3、 練習会後の個別相談は行いません。個別相談は他の日に設けますので再度連絡をお願いします。
4、 新型コロナウィルス感染症対策を行いながらの実施となりますので、先着10名の参加に限らせていただきます。
5、 当日同意書の提出をお願いします。発熱・体調不良の場合は参加を控えて頂きたいと思います。

※12月ですが、体育館の工事のため実施できません。練習会以外の日程でも練習参加は可能です。土日祝日、平日でも構いません。ご連絡ください。

聖書の箇所: 創世記1章26節〜29節

さて、今年に入って、芸能人の自殺が目立ち、皆さんはニュース報道で聞いていると思います。また、国内の日本人の自殺者数は、3万2000人を超えた2003年をピークに、年々減少傾向にあります。けれども、20代、30代の死因の第1位が「自殺」である傾向は、もう20年以上変わらずに推移しています。
基本的にキリスト教は自殺を良しとしません。それには、2つの理由があります。1つ目は、人生は自分が終えるものではなく、神様が終えるものです。つまり、人間は神様から与えられた命を勝手に奪ってしまう権利を持っていません。その権利は命を与えて下さった神様にあるからです。
2つ目の理由は、例外なくすべての人間の命は非常に大切であり、私たち一人一人しか果たせない役割が与えられているからです。今日の聖書の箇所は、人間は神様にかたどって造られたと教えています。その意味を簡単に説明すると他の創造されたものより、知性的にも、精神的にも、他の面においても、人間は神様に似ているところがあるということです。そして、人間は神様に似ているところがあるからこそ、人間は神様の代理として世の中で神様の働きをする役割が与えられています。それは、環境を守ったり、社会に貢献したり、困っている人を助けたり、正義や平和に満ちた世界を作ったりすることなど、それぞれの働きがあります。その中で、私、あなたしか果たせない大切な役割が神様から与えられています。ですから、神様にとっては、私たち一人一人はかけがいの無い必要とされている大切な存在なのです。
しかし、いくら自分の命は大事だ、また自分の命を奪ってはいけないと言われても、大変苦しい時や、大きな問題を抱えている時、死んでしまいたい、と考えることがあるかもしれません。それに対して2点を話しておきたいと思います。
1つ目は、誰でも苦しみの中、また辛さの中にいる時、その状態が永遠に続くと感じますよね。「もう変わらない」「もう良くならない」と思ってしまうことが多いです。しかし、実際にその苦しみや辛さには終わりがよくあります。どんな問題であっても永遠に続くことは少ないです。実際に、時間によって解決される問題も多くあります。また、人生は長いものです。1ヶ月間、半年、2年間、また10年間の苦しみは、80年間の人生を捨てるに値するでしょうか。人生の中で、誰でも辛さや苦しみを経験しますし、時々自殺する事を考える時もあるかもしれません。しかし、これから長い人生があるということを覚え、そしてその苦しみや辛さには終わりがよくあるということを忘れないでください。
2つ目は、もし自殺を考えてしまうほどの問題を抱えている、また友達にそういう人がいるのであれば、誰かに相談してください。保護者、先生、カウンセラー、友人、近所の人、誰でもいいです。周りの人に迷惑を掛けたくない気持ちがあるかもしれません。また自分のプライドを捨ててまで相談したくないと思っているかもしれません。しかし、今まで話す事ができなかった自分の気持ちを聞いてもらうだけでも、大分楽になることが多いです。そして、どのように自分が抱えている問題を解決すれば良いのか、色々とアドバイスをもらうこともできます。
自分のプライドを捨てる、あるいは迷惑が掛かることを気にしないで、ぜひ一人で苦しまないで誰かに相談してください。皆さん一人一人はかけがえの無い、価値のある人間ですし、一人一人が必要とされる存在だからです。

聖書科教員より

 

聖望学園では中高とも週に1度、礼拝が行われます。キリスト教の精神を学び心を落ち着かせると共に、ことば(メッセージ)を聞くことができます。毎週のメッセージから、人生を歩むヒントや心の支えを見つけてもらえると考えています。

部活や授業、行事では学ぶことのできない、「生きる糧」となるメッセージをもらっています。

10月18日高校受験生対象の入試対策特講が行なわれました。オンラインでの視聴も同時に行ないました。来校は人数制限での実施となりましたがオンライン含め多くの受験生に参加いただきました。本当にありがとうございました。終了後は希望者に対して個別相談を行いました。

今後11月、12月に学校説明会、個別相談会を予定しています。多くの受験生・保護者様の来校をお待ちしております!!

今後の入試イベント

10月25日(日)個別相談会
11月8日(日)個別相談会
11月15日(土)学校説明会
11月22日(日)個別相談会
11月28日(土)学校説明会
12月12日(土)学校説明会
12月20日(日)個別相談会
12月26日(土)個別相談会
12月27日(日)個別相談会
1月5日(火)個別相談会
※学校説明会でも全体会後に個別相談会を予定しています。

各入試イベントは事前予約をお願いします。
詳細は本校HPをご参照ください。
本校HPはこちら

国語の様子

数学の様子

「しなくてもいいこと」
ルカによる福音書4章1節-13節

「マウントをとる」ことをやめてみた1年間がありました。私はもともとよく「マウントをとる」人でした。そんな自分は惨めだし、相手も気持ちがよくない。だからとにかく1年間やめてみようと思ったんです。1年過ごした結果、何も変わらなかったんです。でも、何も変わらなかったことで気づいたんです。これは、私にとって「しなくてもいいこと」だと。
私たちは、生活の中でいろいろな「しなくてもいいこと」をしてしまいます。それは、恐れから来るのではないでしょうか。誰かより優れていること、みんなより劣っていないこと、それを確かめなければまるで自分の価値がなくなってしまうかのような恐れです。
この箇所は、そんな「しなくていいこと」をさせようとする誘惑が描かれています。悪魔の言葉は「神の子なら」ではなく、正確には「神の子なのだから」です。自分の為に石をパンに変えることもできたし、飛び降りれば神さまが助けてくれることだってわかっていた。でも、しなかった。そんなことしなくても、自分は愛されていて、価値ある存在だと知っていたから。
イエスさまにとって、石をパンに変えることは、「しなくてもいいこと」だった。けれども、福音書の中には、イエスがパンを増やした話が書いてあります。自分以外の群衆がお腹を空かせていたからです。福音書の中に描かれる奇跡は、見せつけるためではなく、他のだれかのためでした。恐れからくる自己アピールは「しなくてもいいこと」です。でも、時には自分の持つ知識や力を表した方がいい時があります。それによって誰かを助ける時です。皆さんは学校でいろいろなことを学んでいます。知っていること、できることが増えていきます。知識や力をどこで使うのか。「しなくてもいいこと」のために使うのか、それとも本当に必要な人のために使うのか。せっかく学んでいるのだから、学んだものの使いどころを見極めて行ってほしいなと願っています。

聖書科の教員より

 

聖望学園では中高とも週に1度、礼拝が行われます。キリスト教の精神を学び心を落ち着かせると共に、ことば(メッセージ)を聞くことができます。毎週のメッセージから、人生を歩むヒントや心の支えを見つけてもらえると考えています。

部活や授業、行事では学ぶことのできない、「生きる糧」となるメッセージをもらっています。

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