私たちの現実世界
私には足りないものがある。
それを補おう。
創世記3章から何かに執着、固執をする仮言命題の世界が始まりました。
続いての4章、ここでは兄が弟を殺すという事件が勃発します。

アダムとエバの息子たち、カインとアベル。
この二人が神様に捧げものを持っていきます。
二人の捧げものをご覧になった神様はアベルのものは受け入れ、カインのものは目も留めませんでした。
神様から無視をされたカインは怒ります。
そして弟アベルを野原に呼び出して殺してしまうのです。

この物語も「定言」「仮言」で考えることができます。
カインは神様から無視をされて怒ります。
怒り出すカインの心とはどういうものなのでしょうか。
少し別の方向から考えてみましょう。
カインはどうなれば怒らないで済んだのでしょうか。

【シリーズ:聖書の思考回路】第11回⇒コチラから

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