今から98年前、校服(制服)を決める際、生徒が自分たちで、成女の生徒であるという誇りと自らをいましめる意味で、地味で堅固な一本の黒線を、当時のえび茶色のはかまにつけ、創立時代の人々の志を伝えようとしたので、先生達も感銘し、制服のスカートに1本の黒線をつけたのです。以降、スカートに『黒線』が入っている女学校として知られることとなりました。翌年に、自治共存制(現生徒会)が誕生し、女性の社会進出や社会的自立が多くなかった時代に、学校生活の問題を自分達で解決・提案するという伝統ができました。当時の大先輩方は、自らが学校での生活を正し、先生に注意などをされないようにし、様々な問題解決を行っていたとは、驚きです。

今の生徒にも脈々と受け継がれています。

 

0701重松先生①

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