さんぽ アジサイ2さんぽ 階段1年生は寒さに負けずに散歩に出かけました。並んだ子どもたちに「どこへいくの?」と聞くと「大きな階段!」と答えが返ってきました。みんなで話し合って、石川台よりにある、以前行ったことのある長い階段に行きたいと決まったとのこと。さっそく、並んで出発しました。

途中でサザンカやスイセンの花、アジサイを見つけました。花の咲かない時期のアジサイは目立ちにくいのですが、よく見ると陽だまりにあるものは薄緑色の芽が出てきていました。小さな春が見つかりました。

雪谷は呑川が武蔵野台地を削ってできたへりにあります。清明学園の東側を流れる呑川を渡ると大地のもう一方のへりがあり、高さ30メートルもある階段があるというわけです。階段につくと、子どもたちは元気よく駆け上がり始めました。階段の上まで走って上がる子もいれば、途中から降りて段数を数え始める子もいます。この行動は前に来たときと同じ。けれども5分たっても飽きる様子はありません。10分たっても楽しそうに上り下りを続けていました。大人にはしんどいこの「遊び」の中で、子どもたちは何を学んでいるのかなと考えました。前よりも楽に登れるようになったことや手すりで遊べたこと、高さが変わるごとに見える景色が変わることなどいろいろな発見があったのかなと見ていました。15分ほどして昼食の時間が近づいたので集合の合図を出しました。子どもたちは楽しかったせいかなかなか集まらず、名残惜しそうに階段を後にしました。子どもたちのタフさに感心させられました。

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