中学2年生が「海のフィールドワーク」でお世話になっている「東京海洋大学 館山ステーション」ですが、8日~9日にかけて関東地方を襲った台風15号による被害、加えて先週末の豪雨による被害が想像を超えるものとなっているようです。

毎年生徒たちを指導してくださる須之部教授からのリアルな言葉です。
「11日(水):月曜日以来続いていた停電は昨日になってようやく復旧しました。これでネットが使えるようになり普段通りに戻りつつあります。ただ、マグロを飼っている大型テント棟のテントがズタズタになって吹っ飛び、海水を制御する電気系統が故障したりと完全復旧には時間がかかりそうです。あまり報道されていませんが、周囲には屋根が飛んだり車がひっくり返ったり大変な状況で、海洋大はまだいい方かと思います。」

「17日(火):昨日は激しく雨が降り宿舎の一部で雨漏りがありました。予算も付きそうなのでこれを機会に場内を整備しより良いステーションにしたいと思います。ようやく報道がされるようになりましたが、それにしても遅いですね。連休中、学生たちはボランティアで近所の手伝いをしていました。復旧にはまだ時間がかかりそうです。」

成立学園中学校では、アース・プロジェクトで今年収穫したお米を須之部教授あてに送らせていただきました。
学生と近隣の方などで食べると喜んでいただけました。

そして、明日より中学2年が中心となって募金活動をスタートします。

テレビのニュースでは本当に限られた情報しか伝わってきていないようですし、どうしても他人事のように感じてしまう部分が否めません。
やはり自分たちがお世話になっている施設、教授や学生の皆様に何かできることはないかという思いで生徒たちは動いています。
募金活動の支援は一人ひとりの力が必要ですので、どんな形でもいいので皆様のご協力・お声がけをよろしくお願いいたします!

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