成立学園では、ナショジオの取り組みを始め、読書や論語講座などさまざまな体験などを通じて、「教養」を広げます。

そのことで、生徒たちの器を大きくする、別の言い方をすれば知的好奇心を目覚めさせることができ、そのことが「見えない学力」をつけ、そしてテストなどにあらわれる「見える学力」につながると考えています。

本日、中学校ナショジオ発表会が実施されました。

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ナショジオの魅力の一つは、写真の持つ力です。毎号素晴らしい写真が数多く掲載されていますが、それらの中からこれという写真を選び、そこからインスパイアされたことについて、各学年それぞれのチームが、中1:食、中2:環境、中3:科学というアース・プロジェクトのテーマに沿って、内容はもちろんのこと、スライドや発表方法などに工夫を凝らして発表しました。

各チームのテーマ一覧です。
《中1》
「King of the TURTLE」、「僕たちはどう食べられるのか」、「南極のクジラ」、「豊洲の未来」、「日陰者の生き様」、「亀をたし亀た」、「オオカミvs 牛」、「菜食主義者」、「World is Whale」、「ネズミを食べてしマウス」

《中2》
「スペインの移民」(英語発表)、「SNS 環境から始まる犯罪」、「難民都市」、「宇宙」、「観光と観光客」

《中3》
「オフィスと家の違い」、「あなたは宇宙で生活できる?」、「雷雲の電圧はいくつ?」、「現代の科学技術を駆使することで古代の生物「恐竜」をどの程度復活できるか?」、「脳と犯罪の関係」、「Genetic Recombination」(英語発表)

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講評は藤原隆雄様(『ナショナル ジオグラフィック日本版』副編集長)からいただきましたが、全ての班に対して丁寧なコメントをいただきました。

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今回の講評の中で印象に残ったのは、ただ書いてあることやネットで調べたことをまとめるだけでなく、実際にインタビューしてみたり、実験をして検証してみたりといった「自分でやってみる」ことの大切さについて話されたことでした。

そして、各学年の最優秀チームを選んでいただき、ナショジオ賞として日経ナショナルジオグラフィック社で発行している貴重な書籍(『不思議MAPS』『地球MAPS』『世界をおどらせた地図』)を贈呈していただきました。

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今回も、各グループの発表について生徒1人ひとりがルーブリックに基づいて評価し、それを自分のiPadのロイロノートを使って提出するということをやってみましたが、みんなしっかりとコメントを書いてくれていました。

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まさに成立学園が目指している「見える学力」と「見えない学力」を共に育てる教育の成果が表れたイベントでした。

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