新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ほとんどの校外学習が中止となってしまった今年のアース・プロジェクトですが、秋の収穫(稲刈り)と脱穀は実施することができました。
※稲刈りの様子はこちらからご覧いただけます。
中学1年生は、昔から伝わる「足踏み脱穀機」と「唐箕(とうみ)」を不思議そうに見ていましたが、使い方を教わり、いざ実践!
みんな楽しそうにやっていました。
足踏み脱穀機は、直径約40~60cmの円筒型の胴の部分に逆V字型の針金を付けたもので、踏み板を踏むと回転します。
乾燥が終わった稲穂を一把持ち、穂先を胴に当てて、回しながら脱穀します。
そして、籾の選別です。
こちらの作業では唐箕を使います。
唐箕は、風の力で選別ができる農具です。
上から籾を入れ、手回しハンドルで羽根車を回転させて風を送ると、重さによって選別されます。
送られた風により、実の詰まった籾は下に、からの籾やごみなどは吹き飛ばされます。
その後は畑に移動し、さつまいも掘りを体験しました。
大きな芋を探そうと真剣に掘っている姿は微笑ましかったです。
帰りにはさつまいも・古代米をお土産に、来るときよりも重くなったかばんを持って帰宅しました。
当たり前に食べているお米の生育過程をたどり、様々な発見・驚きがありました。
その「気付き」を大事にしてほしいと思います。