「いただきます」。
食事のときに使うこの言葉は、食べ物となった米や魚や野菜に対して、
その「命をありがたくいただきます」という意味の感謝の言葉です。
私たちは、一人で生きているのではなく、両親や友だち、
先生などたくさんの人々に支えられながら生きています。
それと同時に、小さな虫も、道端の草花も、
私たちが生きていくうえで欠かせない存在。
すべてのものに感謝しながら、共に生きていこうというのが、仏教の教えです。
淑徳与野中学・高等学校は仏教主義による女子教育の学校です。
仏教主義による教育とは、難しい教義を教わることではなく、
私たちが生かされている世界のことを思い、気遣い、
感謝する心を学ぶ「心の教育」のことです。
心を磨くことから、生徒たちの高い品性を養っていきます。