ごきげんよう。今日は、カナダ語学研修に参加した、高校1年特進コースのEさんにインタビューしました。

Q:カナダ語学研修に参加した理由を教えてください。

Eさん:私は、英語が苦手科目でした。中学校の頃は、クラスの中でも一番下の方で、どんなに頑張っても点数が伸びず、英語が嫌いになっていました。しかし、中学3年生の時に瀧野川女子学園の学校説明会に来て、留学制度の話を聞き、始めは興味本位で、かっこいい海外生活をしたいと考えるようになりました。春休みに実施するので、普段の授業にも支障が出ないことも魅力でした。

また、海外の良さを知ったり、英語が少しでもできるようになれば、英語への関心が高まり、今後の英語の授業に積極的に参加していけるのではないかと思ったからです。

Q:ホストファミリーについて教えてください。

Eさん:二人のホストシスターがいます。お姉ちゃんとは、ジャンルは違いますが、ダンスが好きという共通点がありました。妹もダンスをやっているそうですが、「筋トレ」というまさかの話題で仲が深まりました。毎日一緒に筋トレをしていたので、次の日は筋肉痛がひどかったです。

最初は、3人ともダンスが好きだなんて知らなかったので、もっと早い段階で知っていれば、さらに仲が深まったのにと思います。

ホストファミリーと生活をして、色々驚いたことがあります。まずは、「お風呂」事情が日本と違うことです。カナダではお風呂に浸からず、シャワーだけだと知っていましたが、実際にそのような生活にしてみると、意外と大変でした。私にとって、お風呂に入ることは重要なことだったのだなと感じました。

また、「お弁当」も日本と違いました。カナダのお弁当は、サンドイッチのような主食と、果物などのデザートです。日本では、毎日母がお弁当を作ってくれますが、おかずや汁物まで揃えてくれます。改めて母への感謝を感じました。

Q:語学学校の授業について教えてください。

Eさん:クラスはレベルによって分かれていて、毎週変わります。English Onlyのポリシーのもと、先生とはもちろんですが、生徒とも英語で会話をします。最初は、不安と頭の使いすぎで頭痛がしました。しかし、だんだんとその生活にも慣れてきて、1週間後にはクラス全員と友達になることができました。

授業は、ボキャブラリーとスピーキング、リスニングに力を入れていますと思いました。知らない単語がたくさん出てきましたし、ナチュラルでスピーディーに、かつ正確に発音できるようにトレーニングしました。何度も復習を重ね、しっかりと授業を理解できるようになりました。

クラスはとても明るく、どこよりも賑やかです。席は決まっていないので、大学のように、好きなところに座ることができます。年齢も国籍もみんな違うのですが、一番年下の私たちはみんなに可愛がってもらえました。

Q:最後に一言お願いします。

Eさん:当たり前ですが、ホストファミリーは今まで全く接点のない、見知らぬ人たちです。そのような人たちとどのように接するのか、不安に思いました。しかし実際、ホストファミリーは私を家族のように迎えてくれました。どこまで踏み込んでいいのか、どれくらいの距離感で接すればいいのか、何度も悩みましたが、コミュニケーションが大切なんだということに気づいていきました。最初は、ホストファミリーから話しかけてもらうことが多かったのですが、その会話に返事をするだけでなく、私からも話題を出すことで、盛り上がり方が変わってきました。カナダに到着した時は、本当に英語だけで生活ができるのか不安しかありませんでしたが、今では頑張って伝えようとする姿勢が大切だと感じています。私の言葉を待ってくれたり、簡単な文にしてくれたり、あの手この手でフォローしてくれます。今となっては英語への恐怖心はすっかり消えました。

 

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