ごきげんよう。
本日から、短期連載の【在校生インタビュー】がスタートします!

トップバッターは中高一貫コース・6年生(高校3年生)のMさんです。
Mさんは中学から瀧野川女子学園に入学しました。
受験生でもあるMさんですが、もうすでに大学入試は終えているんだとか!
※なんと12月中に、第一志望の東京理科大に合格!

さっそくお話を聞いてみましょう!


【インタビュー動画はこちら】

 

★瀧野川女子学園を受験したきっかけ

広報:Mさん、ごきげんよう。

Mさん:ごきげんよう。

広報:Mさんは中学から入学されましたが、瀧野川を受験しようと決めた理由は何だったんでしょうか?

Mさん:はい。通っていた塾の先輩が瀧野川を受験(高校受験)するということで、自分も「受験をしてみたい」と思っていたので、小学6年生の夏くらいに中学受験することを決めました。

広報:先輩を追いかけてきたんですね。実際、入学してみてどうですか?

Mさん:はい。大人数のクラスではない分、一人ひとりの友人とゆっくり話せたり、先生とも距離が近かったり。iPadで授業をしているので、小学校とは全然違った環境だなって思いました。

★授業について

広報:iPadを使っての授業はどうでしたか?

Mさん:はい。授業の前にあらかじめ教材が送られてきたり、授業のノートに先生がプラスでポイントを書いてくれたりするので、大切なところを自分でまとめたりして、工夫して勉強することができました。(教育のICT化についてはこちら

広報:なるほど。先生方はどうですか? いわゆる“授業”とは異なる、iPadを使った授業の利点など、何か感じていることはありますか?

岩城先生:そうですね。Mさんの話にもありましたけど、授業の内容を先に共有することによって準備してもらうことができるので、授業にスムーズに入りやすくなったなっていうのが1つ。またiPadと、黒板ではなくディスプレイに内容を映して授業を進めていますので、単純に黒板に書く時間が省略されたというのがあります。私は英語を担当しているんですけど、英語でしたら「実際に話して、使ってみよう!」というような活動をより多くすることができるようになりました。

広報:教科書の内容をグッと凝縮させて、より実践的な演習のようなことができたということですね。Mさん、英語の授業、たくさん話せましたか?

Mさん:はい。ネイティブの先生との授業もあったので、英語を話して、ゲームをしたりとか、議論をしたりとか、多くの時間を取れたんじゃないかなと思います。(英語教育についてはこちら

広報:Mさんはカナダに語学研修にも行ったんですよね? どうでしたか?

Mさん:はい。高1〜高2になる春休みに1ヶ月間行きました。すごく楽しくて。現地の学校に行って、英語しかしゃべれないんですけど、いろんな国の人と話したり、ホストファミリーと公園にお散歩に行ったり、教会に行ったり。いろんなことができました。

広報:いろんな交流ができたのはいいですね。

Mさん:はい。

★創造性教育について

広報:Mさんは6年間、瀧野川の創造性の授業を受けてきたわけですが、印象に残っている授業は何ですか?(創造性教育についてはこちら

Mさん:はい。印象に残っていることが2つあって。1つめは、中学1年生のときに「理想の街」をつくったんですけど、それまでは街とか建築物にそれほど興味はなかったんですけど、実際にお台場に行って橋を見たり海を見たり、ビルを見たりして、“こういう建築物を将来管理したり検査したり、街づくりに携わりたいな”とその授業から思うようになったので、将来の選択肢が増えた経験になったんじゃないかなと思います。

広報:そうだったんですね。もう1つは何ですか?

Mさん:もう1つはやっぱり、高校2年生のときに事業化実習で副社長を務めたんですけど、何もないところから何かをつくることはとても大変だったんですけど、クラスメイトと協力して「どうしたら効率よく作れるのか」と役割分担をしたり、「どうしたら売り上げが出るのか」と話し合って最後までやり遂げられたことはいい経験だったと思います。

広報:Mさんたちは何をつくったんですか?

Mさん:ブックカバーと、クルクル丸められるポーチと栞(しおり)、あとくるみボタンのクリップを作りました。

広報:そうだったんですね。それをあかつき祭で販売して、さらにハワイ修学旅行のときにはハワイ大学でチャリティーバザーもしたんですね。

Mさん:はい。ハワイの修学旅行では、現地の人が気軽に買えるものがいいかなと思って、ブックカバーとかっていうよりは、くるみボタンのクリップを多く作ったり、栞もアメリカで売られているような形に変更したりしました。

広報:あかつき祭での販売から、ブラッシュアップさせたわけですね。

Mさん:はい。

★思い出に残っている行事について

広報:中学1年生〜6年間、Mさんはいろんな経験をしてきていますが、思い出に残っている行事は何ですか?(瀧野川の学校行事についてはこちら

Mさん:はい。やっぱり一番思い出に残っているのは“あかつき祭”かな、と思います。中学2年生〜高校2年生まであかつき祭委員として活動してきたんですけど、なかなか最初の頃はみんなをまとめたり役割を分担したりすることが苦手だったんですけど、みんな、クラスメイトもとても優しくて手伝ってくれたので、だんだんと指示を出せるようになったり、1つのものをみんなでつくって販売したりして楽しかったなって。大変だったんですけど、振り返ってみると楽しかったなって思います。

広報:今年のあかつき祭も、生徒のみなさんが楽しんでいる様子、とても伝わってきました。

★進路選択・大学受験について

広報:先ほど「中学1年生のときの“理想の街を創ろう”がきっかけで街づくりに興味がわいた」とお話していましたが、進路選択について改めてお話聞かせてください。

Mさん:はい。最終的な進路選択、理系にして、土木系に進みたいなと決めたのは高校1年生です。進路を一つに絞りすぎちゃうと、途中で他の選択肢が出てきたときに変更がきかなくなってしまうと思ったので、中学1年生のときからずっと土木とか建築が好きだったんですけど、それと並行して、数学系、情報系も視野に入れながら6年間勉強していました。

広報:しっかりいろいろなパターンを考えてきたわけですね。すごい。

Mさん:最終的に自分が目標にしていた土木工学科に合格できたので、そこに進みます。

広報:おめでとうございます!

Mさん:ありがとうございます(照)

広報:12月中に合格したと聞きました。受験方法はどんな形を取ったんですか?

Mさん:併願3校は総合型選抜で、第一志望は学校推薦で受験しました。

広報:受験にあたってはどんなことをしましたか?

Mさん:自分がしたいことができる大学を調べて、受験方法のパターンを考えて、数学科の先生と相談したり、添削してもらったりしました。過去問のデータが少なかったので、受けたい大学の赤本を買って問題を解いたり、面接のデータもなかったので、新聞を読んで関係するような内容の記事を切り抜いてスクラップブックにしたり。面接は“口頭試問”って言って、大学の先生の前で数学の問題を解かなきゃいけなかったので、数学科の先生たちに時間を取っていただいて、何回も練習に付き合っていただきました。

広報:先生たちもサポート一生懸命してくれるんですね。(受験生のサポートについてはこちら

岩城先生:そうですね。Mさんは数学がメインで口頭試問ということでしたけども、生徒それぞれの系統に合わせて教科の先生だったり担任の先生だったりがサポートして、大学が求めるものに合わせた練習をしています。Mさんは矢木先生の特別講習も受けていましたよね?(矢木先生についてはこちら

Mさん:はい。高校1年生の冬季の合宿から参加させていただきました。土木は女子が少ないことも相談させていただいたら、やりがいがある仕事だよとか、関連する新聞とかを見せてくださったり、合宿では一日3〜4時間矢木先生に数学を教えていただいて。すごく数学が好きだっったので、予習・復習は寝る時間がないくらい大変だったんですけど、とても楽しかったです。

広報:大変だったことを“楽しかった”って言えるのはすごいことです。

★瀧野川でできるようになったこと・変わったこと

広報:では、6年間を振り返って「自分、こんなことができるようになったな」「変わったな」って思うことはありますか?

Mさん:はい。元々、入学した当時は人と話したり、人前で何かすることがすごく苦手だったんですけど、当時担任だった岩城先生に「委員長をやってみたらどうかな?」って声をかけてもらったり、“人前で何かすることの大切さ”を教えていただいて、少しずつですけど、自分のやりたいことだったり、リーダー的なこともさせていただいて、その経験が面接とかに活きて、自信を持って話せるようになりました。勉強面では、中学校の頃から数学科の先生に本当にお世話になりました。矢木先生の講座もそうですけど、大学入試の問題を解く機会がたくさんあったり、予定を立てて勉強することの大切さを教えていただいて、計画性を持って勉強することができるようになったんじゃないかな、と思います。

広報:自信が持てるようになったのは大きいですね。岩城先生から見て、Mさんの成長ぶりはどうですか?

岩城先生:そうですね、今、彼女自身の言葉にもありましたけど、初めはそんなに、大きな声で前に出て、みんなのことを引っ張って行くタイプではなかったかもしれないんですけど、すごく冷静に周りを見て判断できることが多かったので、委員長をやってもらったり、行事のまとめ役も適役だと思って、やってもらっていたところが大きかったですね。

広報:なるほど。

岩城先生:今もこうやって、台本なしに質問していますけど、それでもしっかり人前で話せるっていうのは、入学当時から考えると大きな変化かなと思います。あとは、Mさんが元々持っていたものだと思うんですけど、とてもコツコツ頑張るタイプだったので、先生たちから与えられた課題だったりとかも、自分なりに計画的にこなせるようになったり。Mさんの性格とも瀧野川での生活が合っていたのかなと思います。

広報:そうなんですよね。このインタビュー、Mさんには事前に質問項目をお伝えしたりはしていなくて、いわば“ぶっつけ本番”で答えてもらっているんですよね。とても落ち着いて答えてくれていて、人前で話すのが苦手だったとは思えないです。

★受験生にメッセージ

広報:では最後に、瀧野川女子学園を受験する方にメッセージをお願いできますでしょうか?

Mさん:はい。瀧野川女子学園に入ると、普通の中学校・高校とは違った形式で授業が受けられたり、新しくやりたいことが見つかったり、先生や友人たちとの距離も近かったりして、すごく濃い学生生活が送れると思っています。受験、頑張ってください!

広報:ありがとうございました!
終始穏やかに、落ち着いて答えてくれたMさん。
創造性の授業で“やりたいこと”が見つかって、本当によかったですね。

さて、次回はどんなお話が聞けるでしょうか? お楽しみに!

 

〜web出願のお知らせ〜

瀧野川女子学園ではインターネットを利用しての出願をお願いしております。

出願受付の開始は以下の日程となっております。
●中高一貫入試… 1月10日(日)〜
●高等学校入試
【単願(A推薦)及び併願(B推薦)】受付は締め切りました
【 一般入試・併願優遇・奨学給付生試験】 1月25日(月)〜
※「出願情報の登録」と「受験料納入」は1月10日(日)9:00から可能です。

<募集要項>
●中高一貫入試はこちら ※新型コロナウイルス感染症等に関する本校入学試験の対応について

●高等学校入試はこちら ※令和3年度入試における一部変更について

本学園ホームページのトップ画面に、【WEB出願】バナーがございますので、そちらから手続きをお願いいたします。

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