ごきげんよう。
本日も【在校生インタビュー】をお届けします。

本日は、特進コース・高校3年生のTさんです。
Tさんも高校から瀧野川女子学園に入学しました。

受験生のTさんですが、すでに成蹊大学への進学が決定!(12月中に合格!
さっそくお話を聞いてみましょう!

 

★瀧野川女子学園を受験した理由

広報:Tさん、ごきげんよう。よろしくお願いします。

Tさん:お願いいたします。

広報:ではさっそく、Tさんが瀧野川女子学園を受験したきっかけを教えてくれますか?

Tさん:中学の時、あまり体調がよくなかったんですけど、中学の先生が「瀧野川女子学園っていう学校がいいんじゃない?」と薦めてくれたのがきっかけで瀧野川女子学園を知って、それで受験しました。

広報:そうだったんだ。受験の前に学校を見に来たりしたのかな?

Tさん:はい。学校説明会と個別相談を受けたんですけど、個別相談の担当の先生がすごく優しい雰囲気で、他の先生たちもそんな雰囲気だったので、あぁこういう(優しい)雰囲気の学校なんだなって思いました。

 

★学園の雰囲気について

広報:実際、入学してみてどうですか?

Tさん:実際入ってみても、ほんわかした感じっていうか、温かい雰囲気の先生が多いっていう印象は変わらなかったです。挨拶が「ごきげんよう」なので、何となく、“校則とか厳しいのかな・・・?”って思っていたんですけど、そんなこともなかったです(笑)

広報:あはははは(笑)“女子校”っていうことに戸惑いとかはありましたか?

Tさん:(イメージしていた)ギスギスした感じは全然なかったです。“自分が自分らしくいられるところ”自分が好きなもの(こと)を、“私はこれが好き!”って堂々と話せる、それで友達を作っていけるのが女子校の良いところだなって思います。

広報:おお〜 ちなみにTさんは何が好きなんですか?

Tさん:私は「ディズニー」が好きです。映画だと『ムーラン』や『メリーポピンズ』とか、強い女性が主人公のものが好きです。

 

★iPadを活用した授業について

広報:では、次は授業について聞かせてください。瀧野川ではiPadや、黒板ではなくディスプレイを用いて授業をしていますが、どうですか? すぐに慣れましたか?(ICTを活用した授業について詳しくはこちら

Tさん:iPadは高校に入学するまで触ったことがなくて、どんな風に操作すればいいのか全然わからなかったんですけど、最初にガイダンスがあって1から先生に教えてもらったので(大丈夫でした)。そこから徐々に、課題の提出とかをしていくうちに慣れました。

広報:どんなところに利点を感じますか?

Tさん:そうですね、自分の好きな時間に課題が提出できたりするところがいいなって思います。あと、リモートの今でも、普通に授業ができているのはすごいなって思います。(現在オンラインで行っている授業について、詳しくはこちら)

広報:そうだよね。オンラインでの授業だけど、通常時間割通りに授業ができているもんね。では、先生にもお話を聞いてみたいと思います。担任の明石先生〜!

明石先生:はい。

広報:明石先生は化学・物理のご担当ですが、オンラインで授業をする上でポイントにしていることは何かありますか?

明石先生:そうですね、私は高校1年生の授業では動画をよく配信しているんですけど、今まで見せられていなかった実験の映像とかがこれまで以上に見せられるようになったりしました。ただ、問題を解いたりする場面になると生徒たちの手が止まりがちになるので、そういう時はGoogle Meetを繋いで対応しています。そもそも、今授業で使用しているMetaMoJi(メタモジ )というアプリがすごく便利で、離れていても「ここが違うよ」っていうことが(生徒と先生が同じノートをオンライン上で共有していることによって)それぞれの手元に示せるんです。

広報:生徒一人ひとりのペンがどこで止まっているのか(つまづいているのか)わかることによって、「先生→生徒」といった一方通行ではない、双方向の、より丁寧な指導が可能になりますね。

 

★創造性の授業について

広報:では、次は創造性の授業についてお話を聞かせてください。高校1年生からいろんなことに取り組んできたと思うのですが、印象に残っていることは何ですか?(創造性教育について詳しくはこちら

Tさん:事業化実習で、私の会社は「藍和屋」という、藍染の商品を販売するお店をやったんですけど、その会社の中で“広報”を担当したんです。プレゼンテーションの資料を作ったり、宣伝のVTRを作ったりしたんですけど、藍染のお店ってなかなか(高校の文化祭では)やらないし、普段の生活でも触れる機会ってそんなにないと思うので、藍染について知らない人も多くって。なので、そういう人たちに向けてどうやって「藍染ってこういうものなんだよ」っていうことを伝えるのか考えるのが大変でした。

広報:実際販売してみてどうでしたか?

Tさん:うまく行きました。藍染って珍しいものなので、「珍しいね」って言って買ってくださったり、商品もハンカチやミサンガ、シュシュにしたりして普段の生活でも使いやすいものを藍染で作って販売したので(手にとってもらいやすかったんだと思います)。

広報:ハワイ修学旅行でもチャリティーバザーを開催したりしたんですよね?

Tさん:はい。ハワイの方が、藍染って珍しくて知らない人が多かったので、みんなで藍染についての知識を集めて、英語でどう説明するのか考えたりしました。“サムライブルー”って表現してみたり、東京オリンピックの公式エンブレムが藍の色だったりしたので、その色なんだよって言ったりして。

広報:現地ではもちろん全部英語でコミュニケーションをとったわけですが、どうでしたか? 通じましたか?

Tさん:きちんとした文章で会話をするっていうよりは、単語ベースでセールストークをしました(笑)ジェスチャーも取り入れたりしたんですけど、(自分の伝えたいことが)通じたのが嬉しかったですね。

広報:通じると嬉しいよね。

Tさん:あと、藍染に全然関係ないんですけど、“ポケモン”の話をするためにお店に何回も来てくれた人がいて(笑)

広報:あはははは(笑)

Tさん:なので、英語でポケモンの話をしました(笑)

 

★カナダ語学研修について

広報:では、思い出に残っている行事、イベントっていうと、何が思い浮かびますか?

Tさん:そうですね・・・一番思い出に残っているのは、カナダ語学研修ですね。(国際教育についてはこちら

広報:おおお、Tさんはいつ行ったんですか?

Tさん:私は高校1年生の時です。

広報:語学研修に行こうと思ったきっかけは何ですか?

Tさん:将来の夢が観光系のサービス業で、それだとやっぱり海外の人とたくさん関わるなって思ったので、そのために今からスキルを身につけておきたい将来の夢に少しでも近づいて行きたいと考えたからです。

広報:ホームステイはどうでしたか?

Tさん:難しかったです。すごくたくさんホストマザーが話しかけてくれるんですけど、なかなか理解できなくて、単語単語を聞き取る感じだったんです。なので、たまに通じない時もありました。文化の違いを感じる場面もあったりして、苦労しました。

広報:授業はどうでしたか?

Tさん:クラスが、外国の、しかも大人の方が多くって。ブラジルとかポルトガルとかの人がたくさんいたんです。日本の人でも同世代の人はあまりいなくって。英語だし、「会話が通じるかな?」とか、年齢も国も違うので「そもそも話ができるかな?」っていうことが心配だったんですけど、カナダという国について話したりできたので、よかったなって思います。授業は午前が会話の授業で、午後は文法の授業だったんですけど、こちらがわからなくなるとそれを先生が察してくれて。いろいろ教えてくれました。何より、(英語で)会話することが恥ずかしくなくなる授業をしてくれたので、英語で話すことに対する抵抗感が少なくなりました。

広報:周りの人も“英語を学んでいる人”だからこそ、通じる部分があったのかもしれないね。

Tさん:はい。たぶんちょっと文法とか違うんですけど、“こういうことが言いたいのかな?”ということは何となくわかるので。

 

★進路選択・大学受験について

広報:では、今度は進路についてお話を聞かせてください。進学先はどちらになりますか?

Tさん:成蹊大学の文学部です。

広報:文学部では何を勉強するんですか?

Tさん:英語英米文学科なので、英語を勉強します。

広報:なるほど。それも将来に繋がると思って決めたのかな?

Tさん:そうですね。観光のサービス業を目指しているので英語は必要になるし、もし今望んでいるそ道に進まなかったとしても、英語が使えたら社会に出た時に役に立つし、自分のためになるんじゃないかと思ったので学んでおきたいと考えました。

広報:受験するにあたってどんなことをしていましたか?

Tさん:私は指定校推薦で受験したので、どちらかというと、普段の勉強をしていて。高校1年生の時からコツコツとしてきたので、それが結果に繋がってよかったなと思います。

広報:Tさんは高校1年生の時は進学コースだったんだよね。高校2年生から特進コースに変更したってことは、やっぱり日頃から進路について考えていたんだね。(高校は全コースでカリキュラムが共通のため、学年が変わるタイミングで進路に合わせたコース変更も可能)予習復習もしっかりしていたのかな?

Tさん:宿題は全部ちゃんとやりましたね。予習はあまりできなかったかもしれないですけど、復習に関しては結構、ほとんどの教科でするようにしていました。特に日本史は毎回のように小テストがあったので、授業についていくために毎回復習していましたね。

広報:本当にコツコツと勉強していたんだね。

 

★瀧野川に入学してできるようになったこと・変わったこと

広報:では、そんなコツコツ型のTさんだけど、瀧野川に入学して3年間でできるようになったこと、“自分、こんなところが変わったな〜”って思うことはありますか?

Tさん:う〜ん、中学校の時は体調が悪くてあんまり学校に行けなかったんですけど、瀧野川に入学してからは体調管理がしっかりできるようになりました。カナダにいる時とかも、3週間、自分でちゃんと管理することができましたし。あと、中学校の時は人と話すこともそんなに多くなかったんですけど、瀧野川に入ってからは(周りの人と)話すことができるようになったし、学校説明会にも“案内役”として毎回のように参加して、知らない人とも会話ができるようになったので、性格が前向きになったというか、誰とでも話ができるようになりました。

広報:前に出て受験生やその保護者の方に向けてお話ししたり、質問に答えたりしたわけだよね?

Tさん:はい。その受験生や保護者の方によって、ちょっと対応を変えたりもしました。そういうこともできるようになりましたね。中学の頃はそんなに前に出て話したりすることがなかったんですけど、高校1・2年生の頃は学校説明会で案内役をやったり、2年生の時には創造性の授業の一貫で学年のみんなの前でプレゼンテーションをしたりしました。

広報:前に出て、話すことができるようになったんだね。では明石先生〜! 担任の明石先生から見て、Tさんはどんな生徒さんでしたか?

明石先生:はい。私はTさんの高校2年生の12月から担任をしているんですけど、すごくしっかりしていて。いろんな科目の連絡とかもきちんとしてくれるんですよ、帰りのHRとかで。そういうところで、すごくこちらとしても助かっていましたね。あとは、進路のことで悩んでいる周りの子をフォローしたりもしていました。周りによく気を配っていましたね。

広報:だそうです、Tさん

Tさん:恥ずかしいです(笑)

 

★受験生へ向けてのメッセージ

広報:では最後に、瀧野川を受験する皆さん・入学を決めた皆さんにメッセージをお願いできますか?

Tさん:そうですね、瀧野川女子学園はいろいろな挑戦ができる学校だと私は思っていて。カナダ語学研修にしろ、コースを変えることにしろ、他にもたくさんできることがあると思うので、挑戦してみるのがいいんじゃないかなと思います。実際、私はたくさんのことに挑戦してみて後悔したことは一つもないし、自分のためになっていると思えるので。高校1年生の時に担当したHR委員やカナダ語学研修とかで他クラスの友人もできたので、やってみたら後々になって“やってみてよかったな”って思えることがたくさんあるので、何でもやってみるのが一番なんじゃないかと思います。

広報:Tさん、ありがとうございました!

 

中学生の頃は人前に出ることがなかったというTさんですが、今日のインタビューではとても落ち着いて、しっかりとこちらの質問に答えてくれました。感謝!

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