ごきげんよう。
11/29(土)にHERO Awardの表彰式を行いました。

この賞は、創造性教育「事業化実習」のハワイチャリティーバザーに挑戦した、高校2年生の頑張りを讃え、本校の理事であり、東京工業大学名誉教授の廣瀬先生が立ち上げてくださった賞です。
今年は「虹」がHERO Award、「Camellia」がHERO Award Innovation Field、「星結工房」がHERO Award Entertainment Fieldを受賞しました。
「虹」は、シーグラスのアクセサリーを作り、販売金額は530ドルと全チーム1位の売り上げを出し、2位のチームと200ドル近く引き離して売り上げました。
「Camellia」は、靴紐を解けなくする機能を持ったシンプルなデザインの商品を作り、その機能性の高さが評価されました。
「星結工房」は、バッグとクッションの2面性を持った商品を作り、接客方法など独自性もあり、エンターテイメント性の高さが評価されました。
廣瀬先生の講評では、
「『虹』は積極的にお客様に声をかけ、売り上げをあげました。『Camellia』は靴紐が解けないようにする新しいアイデアが良く、『星結工房』はバッグだけどクッションとして座ることもでき、実用的で売り上げも良かったです。今までなかったものを考え作り出すことは、よいトレーニングになり、ゆくゆく役に立つ力になります。この経験をぜひ活かしてください。高校1年生はこれを参考に来年頑張ってほしいと思います」とのお話がありました。
表彰式を後えて、引き続き廣瀬先生に「創造的思考法」について講演いただきました。

生成AIを活用する時代になり、これからの世の中は物知りより、今までなかったものを創造できる人の価値が上がっていきます。0から10を作り出すための過程において、発想の段階は無限大にあります。作りながら考えること、言葉よりも現物で考えること、よりシンプルな構造にすること、思考を整理するための特許化など、大切なポイントについてお話しがありました。そして、すべての自然現象に興味を持ち、よく観察することが新しいアイデアに繋がるとお話しがありました。
最後に、ジェットコースターを例に、やらされるのではなく、ポジティブになると何事も楽しめるとの思いを込めて、「Be A Driver Not Passengers!(運転手になれ、搭乗者になるな)」のメッセージが送られました。
チャリティーバザーの開催地であるハワイ大学に、昨年度の卒業生が進学しました。高校在学中は米国姉妹校への1年留学を経験し、卒業後の進路にハワイ大学を選び、計画的に出願準備を進め、合格することができました。在学中のことやこれからのことについてインタビューした記事をブログで紹介していますので、ぜひご覧ください。
【ハワイ大学に進学した卒業生インタビューはこちら】
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デモ授業体験の後は、個別相談と校内見学を行いました。
