先週の放課後、校内で活動しているクラブの様子を見て回りました。

 文化クラブ、運動クラブ、それぞれに先生がたのご指導のもと、生徒の皆さんが真剣に、生き生きと取り組んでいました。
 活動を見学している私に気づくと、たくさんの皆さんが「こんにちは」と元気に挨拶をしてくれたり、自己紹介してくれたり、遠くの方から会釈してくれたりしました。
 また、初めてお会いする外部講師の先生がたとも、挨拶を交わすことができ、「ご指導をよろしくお願いします。」と申し上げました。
 クラブ活動を見学している新入生の姿や、すでに体験活動している新入生もいました。
 校内のあちらこちらから、かけ声や楽器、箏の音色、ボールや太鼓の音など、いろいろな音が耳に入ってきて、ぜひとも、これらの音が、毎日、ずっと続いてほしいと感じました。
 

 この新型コロナ感染状況の第4波の中、クラブ活動が当たり前のようにできる日常を確保するためにも、感染防止対策を一人一人が、他人事ととらえることなく、自分事として強く意識して、行動していってくれることをお願いします。

 
 今は、いつ収束するのか、出口の見えないトンネルの中にいるような、心配や不安が皆さんの心の中にあるでしょう。
 そういう皆さんに、次の言葉を贈ります。

 「雲の向こうはいつも青空」

 これは、『若草物語』の作者、ルイーザ・メイ・オルコットの言葉です。
 この言葉にはどういう思いが込められているのでしょうか。
 暗く低く垂れ込めた雲は、皆さんの目の前にある困難や、立ちはだかっている逆境を例えています。
 しかし、その雲の向こうの、はるか高いところには、実は、青々として澄みきった空が、いつも、あります。

 
 この困難や苦境を乗り越えるため、ワンチーム、貞静学園生、一人一人が力を合わせて、チーム貞静学園として、みんなで、じっくりと、あせらず進んで行ってくれることを期待しています。

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