2月21日、中1スピーチコンテスト本選を行いました。

中1の総合学習では「自己知」をテーマに、これまで「中学生になって」の作文、「自分史」の作成などに取り組んできました。その集大成として年度末には「スピーチコンテスト」を行っています。

「社会との関わりを踏まえて自分を語る」を大きなテーマとして、12月から構成・下書きを完成させた後、1月からクラス内予選を行い、全員がクラス内で発表しました。一人一人の意見に耳を傾けて、今まで大事にしていること、得意なこと、将来どうしたいかなどを共有するとともに、自分も頑張ろうという前向きな気持ちを持つことも目的の一つです。クラス全員で真剣に審査をして、クラス代表を選びました。

2月21日の本選では、クラス代表7人が発表を行いました。理事長先生・校長先生をはじめ、多くの先生方も審査員として下さいました。発表テーマは、「世界へ自分を表現する」・「サイエンスは未来の投資」・「世界平和実現のパイオニア」・「ボールペンと科捜研」・「知る力・伝える力~希望を与えたい~」「環境に配慮しながら発展すること」・「友達ができて」・・・皆しっかり前を向いてメッセージを届けている姿が印象的でした。最優秀賞・優秀賞は審査の結果決まりましたが、どの発表も自分の考えを相手に伝わりやすい言葉・抑揚で発表できており、素晴らしかったです。

なお、本選実施にあたっては、準備や運営は総合係の生徒が行いました。代表者の発表が全力を出し切れるよう、しっかりと取り組んでくれたと思います。

 

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<本選出場者の感想>
◆小さな努力の積み重ねで、前向きに頑張ればきっと乗り越えられるということ。個性は恥ではなく、自分自身の将来を手助けしてくれる一つの光であること。このようなことを多くの人に伝えられる機会をいただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。

◆本選では緊張しましたが、自分が伝えたいものが伝わるようにスピーチの内容の意味を思い浮かべながらスピーチしました。本選後は、クラスメイトや先生方から褒めていただいて、達成感と感謝の気持ちの2つの感情がこみ上げてきました。自分が今回スピーチした夢へと近づけられるよう、日々の努力を積み重ねていきたいです。

◆達成感を味わうことができました。緊張したけれど「自分の思いを伝えることができる」と思うと、一生懸命やることができました。自分が将来人の前に立つときに役立つと思います。たくさん人がいる前で、自分の意見や考えを言うのはめったにないので、良い機会になりました。

◆大勢の前でスピーチするのはとても緊張しました。本選の直前まで友達に応援してもらって、とても勇気づけられました。スピーチ中も友達の顔が目に入るたびにそのことを思い出し、そのおかげでゆったりとした気持ちで安心してスピーチができました。とても良い経験になったと思います。

◆「個性的で少しつじつまは合わないけれど、言いたいことは全部書いた」という文章にしました。本選のときはドキンドキンと心臓が鳴る中、見事、つっかかりもせず、言葉に抑揚をつけ読み切ることができました。親友の歓声、校長先生からの賞状と楯、「良かったよ」と言ってくれる先生たち。あの感動はずっと忘れないでしょう。

◆初めてステージに一人で立ってみて、すごく緊張しました。しかし、クラス代表という立場を踏まえて、自分が思うことをできるだけ多くの人の心に響くようなスピーチにしようと心に刻んで立ちました。とても良い経験になりました。クラスメイトが沢山の応援をしてくれてとても嬉しかったです。この経験を生かして、幅広く自分を表現したいと思いました。

◆大勢の人の前で話すと言う、得がたい経験をさせていただきました。すごく緊張して頭が真っ白になりそうでしたが、ステージからクラスメイトのみんなが応援してくれている顔を見て、最後までやりとげることができました。今の私たちにできることは些細なことかもしれませんが、これからも日々の勉強から環境について常に考えることを心がけようと思いました。

 

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