12月15日(火)マングローブ学会参加の中学3年科学研究チャレンジ2チームは、学会後の研究について、琉球大学熱帯生物圏研究センターの渡辺信先生とzoomミーティングを行いました。

何度も失敗を繰り返し、どうしたらよいのだろうと悩み考えていた二人にとって、マングローブ学会で先生方から温かいアドバイスを頂き、次に行うべきことが見えてきました。

この日は、渡辺先生にそれぞれが質問し、より具体的なアドバイスを頂きました。

研究に失敗はつきものです。がっかりする気持ちを乗り越えて、その失敗の原因を探り次の方法を考えることこそが研究なのだと、やっと分かりかけたところです。元気一杯に次の実験の準備を始めています。

また、高校1年継続研究マングローブチームは、次の森林学会発表に向けての方針についてアドバイスを頂きました。

昨年よりマングローブの散布体を使った研究を続けてきましたが、ご指導くださった国際マングローブ生態系協会の馬場先生より、モーリシャスの重油流出事故に関わる情報を頂き、調べていくうちに自分を取り巻く生態系にも視野が広がり、現在新たな視点で様々な本を読み探求しているところです。

 

12月19日(土) マングローブ学会にてモーリシャスの重油流出で汚染されたマングローブ調査について発表された東北学院大学名誉教授の宮城豊彦先生、そして琉球大学の渡辺信先生とのzoomミーティングが行われました。

主にモーリシャスについての宮城先生の学会での発表に基づき、高校1年生と中学3年生の生徒4人が、それぞれ質問させていただきました。

重油流出の影響は、すぐには分からず、これからずっと調査していくことが大切だということや、実験室内だけではわからない、現地に行ってこそわかることがあるということなど、さまざまに気づかされることがありました。

馬場先生からも西表島から情報を頂き、これから高校1年生チームは、先生方とのミーティングを基に、学会に提出する要旨を仕上げていきます。

 

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