遅くなりましたが、高校2年生の理化学研究所の一般公開への参加についてお伝えします。
高校2年生は、4月23日(土)に和光市にある理化学研究所の一般公開に参加してきました。
今年から文系・理系にコースが分かれましたが、大学で研究したり、企業で働いたりする時には理系や文系の垣根を超えた知識が必要となることを考え、全員での参加としました。
10:10に見学を開始し、生徒はそれぞれ事前に調べ、興味を持った公園や展示・発表のブースへ移動していきます。
こちらでは、-196℃の液体窒素の中に様々なものを入れ、変化を見る実験ブースです。
実際の実験施設を見学することもできました。
これは中性子工学施設にある、加速器RANSです。
こちらでは、子供の言語習得についての実験・発表ブースです。
言葉を発することのできない赤ちゃんに対して、どのように言語を理解しているのか調べる実験手順を説明していただきました。
これは、実際に自分の声を機械に通し、大人の声や子供の声に変化させる機械です。
また、話題の113番元素についてより深く知ることのできるブースなどもあり、
普段の理科の授業で習っていることが、こういった実際の研究に繋がっていることを
改めて知る機会となりました。
また、講演や説明、ポスター発表などが英語で行われているところもあり、
英語を勉強しなければ…と決意を新たにする生徒もいました。
12時頃に解散としましたが、まだまだ見足りない!という生徒は、その後も残って
見学を続けました。
これをきっかけに、また普段の授業も意欲をもって取り組んでくれたらと思います。